世の中のすべての萌えるを。

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きのうものすごい、恐ろしい体験をした

1 :名無しさんちゃうねん :2002/08/18(日) 15:15
夜、部屋に一人っきりのとき
どこからともなく・・・
壁のむこうから誰かの喘ぎ声が聞こえてきたんや・・・




みたいな感じで書いていってやー。

57 :眠い名有り :2004/01/23(金) 23:03 ID:???
智、神楽、よみの三人は人気の無い雪道をいつものように帰宅していた。
いつもは通らないのだが、今日は智が雪合戦をしたいといって空き地にいったため、この道を通っていた。
「よみ〜また太っただろ!!」
「何を〜〜」
「ほーら、ぷにょんぷにょん!」
そういって、よみの腹をつつく。
「こら〜!」
よみが雪球を投げる。しかし、智は素早くかわし反撃にでた。
ボカッ!ドサッ・・・
智の投げた雪球はよみの顔面に命中、そのままよみは倒れた。
「おいっ!よみ!!大丈夫か!?だいじょ…ぐっ!?」
近寄る智に、よみは立ち上がるや否や、首を片手で締め上げ持ち上げる。
「ぐっ!かふっ…かはぁ…」
「おい!よみ!!止めろ!智が死んじまう!!」
よみの尋常でない行動を神楽が止めようとした、が…
「うわっ!」
よみはもう一方の手で神楽を突き飛ばし、近くの氷柱を手に取り、神楽の腹に突き刺した。!
「かっ…かぐ…」
「に…げろ…」
よみが途切れ途切れの声で智に訴える。
「よみ、一体…?」
「身体の…自由が… もう一人の私が…早く逃げて…」
「もしか…して… 二重人格って…やつか…」
「ああ…智、逃げて…そうじゃないと…」
「ぅ…ぁ…」
智は最後の力を振り絞って氷柱を抜いて、よみに突き刺そうとした。が…
―だめ…それじゃぁよみが死んじゃう。私そんなこと…!!!
ボキィ!
「ぐがっ!」
「智ぉぉぉーーーーーー!!」
よみの力は智の首を絞めるどころか首の骨を砕いてしまった。智の身体は糸の切れたマリオネットのように雪道の上に落ちた…

58 :眠い名有り :2004/01/23(金) 23:04 ID:???
「ふふふふふ…」
よみが気味悪く笑う。もはや彼女はよみの身体だが、精神はよみではない。彼女は氷柱を手に持って、一歩、また一歩、神楽に近づく。
「やっ…やめ…」
「あーなにやっとるん?」
そう言って出てきたのは大阪だ。それを聞いたよみは大阪の方を向き、氷柱を振りかぶる。
「大阪!危ねぇ!!」
「えっ?」
ザクッ…
神楽は最後の力を振り絞って大阪の前に立ちはだかり、自ら大阪の盾となった。氷柱が今度は神楽の胸を貫いた。
「よっ、よみちゃん!何やっとるん!?」
「逃げるんだ…よみは二重…じんか…く…智もやられ…っっ!!!」
そこまでいったとき、神楽の喉を氷柱が貫いていた。
「かっ、神楽ちゃ…いややぁぁ〜〜〜」
大阪はすぐさまその場を走って家まで逃げていった…

59 :眠い名有り :2004/01/23(金) 23:05 ID:???
次の朝、大阪はとぼとぼと学校に向かっていた。
―夢や!あんなの、絶対夢や!!
そうだ、あんなことは夢だ。と思い、警察にも電話はしていない。運がいいのか、悪いのか、家族は全員旅行に出かけている。
学校に行ったらいつものように笑顔で迎えてくれるはずだ…
しかし、そう思いながらも、家中の刃物を全て持ってきているのは、どこかでそう信じていない現われなのだろう。
そして、学校につき、玄関にはいろうとしたという時…
ザッザッザッザッ…
その時、後ろから誰かが歩いてくる音が…
―!!まさか!!!
大阪は準備していた包丁を握る。そして…勇気を振り絞って振り返った。
そこに立っていたのは予想していた人物だった。いつもなら冗談でも言って、一緒に教室に行ったことだろう。
しかし、そこに立っているよみの手にはナイフが…
「いややぁぁぁぁぁぁぁ!!」
大阪はすぐに部屋においてあった刃物を片っ端からよみに投げつける。
ドスッ!ザシュッ!ガスッ!!
よみの身体に次から次へと包丁やらカッターやらが突き刺さる。が、彼女は一歩一歩近づく。
「うわぁぁぁぁぁ!!!」
全ての刃物を使い切った大阪はよみを突き飛ばし、玄関に飛び込んで、階段を駆け上がり、教室へ…

60 :眠い名有り :2004/01/23(金) 23:05 ID:???
「うわぁ!」
教室に入った瞬間、大阪は床につまずいた。そして、顔に生暖かいものが…
「ちっ、ちよちゃん!!あっ!ゆかり先生!!」
つまずいたのは喉をぱっくりと裂かれたちよの死体…さらにそのそばにはゆかりの生首が…
そして、ベランダには昨日のままの格好で凍り付いている智と神楽…
「いやや!そんな!!」
あたりを見回した。周りは一面血の海。割られた窓の間から吹き込む吹雪で、血は凍り、死体もカチカチである。
「だっ!誰かぁ!誰かぁぁ〜〜!」
大阪は半狂乱になって学校中を駆け回った。
他のクラス、他の学年、教官室…
しかし、どこにも生はなかった。あるのは死体の山。
かおりんも上半身と下半身を真っ二つにされ、にゃも先生は階段から突き落とされたらしく、頭を割られて死んでいた…
「そんな… !!」
その時、よみが来た。体中を刃物に突き刺されながら…ここは倉庫。出口は無い…
「いやっ!よみちゃん!元に戻って!お願いや!!」
大阪は座り込みながら後ずさりをする。
「た…すけ…て…身体が…」
「よみちゃん!がんばって!お願いや…おね…!!」
とうとう、大阪の背中が壁に着いた。
「………」
「よみちゃん!止めて!やめっ…!!」
その時、大阪の喉を熱いものが走った!!


そして、その日の午後…
「午後のニュースをお伝えします。今日、東京都○○区、東高校で生徒、教官、合わせて623人が変死しているのが発見されました。
 犯人は今だ不明です。しかし、女子生徒1名の死体が発見されず行方不明となっており…」

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