世の中のすべての萌えるを。

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スレッドが大きすぎます。残念ながらこれ以上は書き込めません。

【あずまんが】SS書きの控え室5

1 :◆.B5vIcoKkk :2004/07/29(木) 06:25 ID:???
 ストーリーの構成、キャラの造り方、言葉の使い方など、あずまんがのSSや
小ネタを作成する上で困ったことや、悩んでいること、工夫していること等を話し合う
スレです。
 また〜り楽しんでいただければ幸いです。
 ここで新作をUPすることも可です。

★主な注意事項
1. sage進行でお願いします。
2. 対象範囲は「あずまんが大王」及び、連載中の「よつばと」とします。
3. 他人の作品を善意であっても批評しないでください。(自分の悪いところを
教えてくださいというのは可です。)
※その他の注意事項は、>>2以降で記載します。

37 :ケンドロス ◆KPax0bwpYU :2004/08/14(土) 11:11 ID:???
ウルトラマンジャスティス
第37話 「遥かなる約束」

アメリカのアリゾナ砂漠−
かつてここはウルトラマンシェイドがメフィラス星人と彼が操る超古代怪獣ゴルザと
超古代竜メルバと戦った場所である。その地底深くで今異変が起きようとしていた。
そこにはシェイドの『ダークネスソード』によって切り裂かれたゴルザの死体が埋められていた。

「ふっふっふっふっ、ゴルザよ目覚めるのだ。お前に力をやろう」
宇宙からちよ父からオレンジ色の光を照射する。するとゴルザの瞳に光が宿り、ゆっくりと動き出した。
そして地上に姿を現した。しかしその姿は以前に現れた時と少し違っていた。
以前は黒い表皮に覆われていたが、今回は孔の開いたような溶岩のような表皮をしており、
しかも体にはマグマエネルギーを蓄えて強化された事が一目で分かる程、胸から無数に血管が伸びていた。
またシェイドのダークネスソードによる切り裂き後もあった。

「怪獣だ!!」
「ゴルザだ!!逃げろ!」
その場に観光に来ていた人達はただちに避難を始めた。
強化ゴルザは前進を始め、角からの超音波光線で辺りを破壊しはじめた。
そこに通報を受けたTEAM BLADEの戦闘機群が飛来した。

「どうやら今度のは前回のケンドロスと違い、幻じゃなさそうだな。攻撃開始!!」
「了解!!」
隊長のヴィアス・スレンガーの指示を受け、リスティナ・ハーディンや
セレスティア・ヴァレンタイン達はその指示に従い、ゴルザに集中砲火をかける。
しかし、以前と異なりゴルザはあまり怯まなかった。

「隊長、どうやらゴルザは何者かに強化されているようですね」
「全く厄介な事してくれたもんだよ。どこの誰だか知らないけどさあ!!」
副隊長のリスティナはゴルザ(強化)の分析結果を伝え、セレスは毒づいた。

「あのシェイドが付けた切り傷を狙ってみてはどうでしょう?」
少し太めな体格をした隊員ウェッジ・クラフトがヴィアスに進言する。

「やってみる価値はありそうだな」
ヴィアスはそれに頷いた。

38 :遥かなる約束 :2004/08/14(土) 11:13 ID:???
「そうと決まれば善は急げだ!鍛えたこの肉体でゴルザなど叩きのめしてくれる!」
「パワーは増しても俺のスピードについてこれるかな?」
鍛え上げられた肉体を惜しげもなく披露しながらビックス・マイヤーと
不気味な程細身の体で顔も真っ白なマクベス・レイノルズがそれに続く。
TEAM BLADEは基本的にこの7人の隊員が怪獣と率先して戦うこととなる。

「よし、ゴルザの傷の部分を狙って集中攻撃だ!!」
ヴィアスの指示と共にゴルザの傷の部分に集中攻撃を開始する。
しかし、ゴルザはその攻撃すらも耐えた。反撃に角からの超音波光線を発射する。
ヴィアスの操る機体『グラディウス』と二機の戦闘機『ナイトストライカー』の内、
リスティナとセレスの乗る機体の方はかわす事に成功したものの、ウェッジ達の乗る
「ナイトストライカー」は右翼に被弾してしまった。

「ウェッジ、ビックス、マイケル!!」
「やられた!緊急着陸します!!」
ウェッジがヴィアスに通信する。彼等の機体は地上に何とか着陸する事に成功する。

『ゴルザよ。そいつらに構うな。目的の場所へと向かうのだ』
ちよ父が宇宙空間より指示を出す。それに従いゴルザは再び地中へと潜っていった。

「逃げられてしまったな」
長官のゼイヴィア・グラムナードから通信が入る。

「申し訳ありませんでした」
「謝る事はない。しかし奴は一体どこへ行ったのだ?」
「まさか、彼女達の元へ!?」
「それはないと思いたいねぇ。ただでさえあそこは激戦区だってのに」
リスティナの発した言葉にセレスは首を横に振る。

「リスティナとセレスは私と共に上空からゴルザが近くにいないか捜索だ。
ウェッジ、ビックス、マイケルの三人は地上から捜索せよ。一時間して何も
発見出来なければ基地に引き上げ、他のチームにこの事を知らせるのだ!」
「了解!」
だが、BLADEの必死の捜索も空しく、ついにゴルザを発見する事は出来なかった。
そして、日本では・・・・・・・・

39 :遥かなる約束 :2004/08/14(土) 11:14 ID:???
バシィッ!という音がHOLY作戦室内に響いた。そして一人の少女が吹き飛ばされる。
吹き飛ばされた方の名は滝野智。そしてその音を響かせたのは水原暦。
暦が智の頬を思い切り引っ叩いたのだ。

「いってぇ!!本気でやりやがったな!!」
「お前とはもう絶交だ!!」
「あたしもあんたの顔なんか見たくもねぇ!!」
智はそう言って作戦室を飛び出していく。暦もまた逆方向へと飛び出していく。

「とも待てよ!!」
「待ってや、ともちゃん!!」
「私は暦を」
後を追うように神楽と歩と榊が作戦室を飛び出す。

「私も!!」
「だめよ、ちよちゃん!」
「ちよちゃんは私達と一緒にここに残ってなきゃだめ!!」
続こうとするちよをかおりんと千尋が制する。

「でも・・・・・・・」
「気持ちは分かるけど、神楽さんと大阪さんと」
「榊さんに任せましょう。大丈夫だからね」
「・・・・・・・分かりました」
二人に言われてちよは渋々納得した。この時ばかりはTEAM HOLYの隊長としての
肩書きが重くのしかかった。指揮官たる隊長が怪獣や異星人も出現していないのに
勝手にここを離れる事は出来ないのだ。

きっかけは些細な事だった。いつものように智が暦につっかかったのだ。
しかしそれは段々エスカレートし、智は暦にとって一番言われたくない事を口にしてしまったのだ。

「何だよ、あたしと出会わなかったらいつまでたっても優等生だけど暗い性格のまんまでいたくせによ!!」
その言葉を言った瞬間、暦は智の頬を引っ叩いていた。暦にとって一番言われたくない言葉だったのだ。そして今に至る。
殴られた智も暦を睨みながら出ていった。

40 :遥かなる約束 :2004/08/14(土) 11:15 ID:???
「私は手を貸さないわよ」
そのやりとりの後、その場に居合わせた相田京子は電話して、平井百合子と連絡をとった。
百合子なら二人とも仲が良かったし、何より彼女は智の事が大好きなのである。
きっと協力するだろうと思っていたのだ。だが、帰ってきた答えはNoだった。

「どうしてよ?あなたにとって大切な友達でしょう?その二人が絶交しちゃうかもしれないのよ!?」
「それくらいで絶交してだめになってしまうのならそれまでの関係だったって事よ」
「ちょっとそれって冷たくない?それでも・・・・・・」
「今、私機嫌悪いの。切るわよ」
京子の話が終わらないうちに百合子は一方的に電話を切った。

「何よもう!感じ悪いわねぇ!!」
苛立たしげに京子も電話を切る。

「きっと百合子さんは二人をそんな事でダメになったりしないって信じているのよ」
いつの間にか井上舞が背後に現れ、京子の肩に手をかけ言った。

「私もそう思います。そうでなければともちゃんを大好きな百合子ちゃんは
京子さんが電話をしなくても行動しているでしょうし」
その様子を見ていたちよも京子にそう言った。

「舞先生、美浜隊長。そうですよね」
京子は唇をほころばせた後、席に戻りオペレーターの任務に戻った。その時、
かおりんがアメリカ「TEAM BLADE」からとある通信を受けた。その通信を受けた
かおりんは苦い表情をした。

「よりによってこんな時に・・・・・・」
「何かあったの?」
舞が眼鏡をいじりながら尋ねる。

「TEAM BLADEからなんですけど、どうやらアメリカにゴルザが現れてそして
逃げたらしいんです。次はどこに現れるか分からないから気を付けろってさ」
「ゴルザってシェイドと戦ったあのゴルザ?」
千尋に聞かれ、かおりんは頷いた。今の所レーダーにはそれらしき反応はない。
しかし、言い知れぬ不安があたりを包んだ。

41 :遥かなる約束 :2004/08/14(土) 11:17 ID:???
智と暦は翔とコスモスが初めて会った森林公園に辿り着いていた。辿り着いた位置はそれぞれ違うが・・・・・・・
そして遠い日の出来事を思い出していた。それは二人が初めて出会った日の事だった。
ファーストコンタクトを・・・・・・

「あんたいつも退屈そうだな?あたしと一緒に遊ばない?」
最初に智が声をかけたのがきっかけだった。

「暦・・・・・・」
呼びかけられて暦は現実に引き戻された。振り返るとそこには自分よりも長身で
プロポーション抜群の女子、榊がいた。

「榊!私を追ってきたのか?」
「良かった。ここにいたんだ」
同じ頃、神楽と歩も智を見つけていた。

「とも〜こんな所にいたのか」
「探したで〜ともちゃん。あかんやん。ボンクラーズは三人揃ってボンクラーズなんやで」
「神楽、大阪。ちょっと昔の事思い出していたんだ」
「昔の事〜?」
「ああ、昔の事だよ。あたしとよみが初めてあった時の事をな」
「良かったら聞かせてくれないか?」
神楽に言われ、一瞬躊躇したが、智は話し始めた。

「私な、昔は榊みたいな感じだったんだ」
「え?」
突然暦にそう言われて榊は目を丸くする。

「いや違うな。榊は無口なだけ。私は暗くて勉強にしか興味なくて他の事には
無関心だったんだ。クラスからも浮いていた。だからさっきともが言った事は間違っていないんだ。
でもだから頭に来たんだ。自分が一番言われたくない事を言われたんだから」
「もし、良かったら私にその話を聞かせてくれないかな?」
「・・・・・・・まあいいか。どうせならみんなにも聞かせてやるか」
暦はそう言って通信機ごしのちよ達にも聞こえるようにした。

「よみさん、ともちゃん」
ちよは通信機ごしに二人の話を聞き入っている。

42 :遥かなる約束 :2004/08/14(土) 11:18 ID:???
小学生の頃、暦はさっき話したとおりの性格であり、対照的に智は今と変わらず
明るくやんちゃで、男子と殴り合いの喧嘩をしたりもいたが、智には人を惹きつける
魅力があったらしく文句言いながらもみんな慕っていた。

「あんたいつも退屈そうだな?あたしと一緒に遊ばない?」
「せっかくだけど遠慮するわ。あなたと遊んでいるほど私暇じゃないもの」
この頃の暦は今よりも口調が柔らかかった。ただしそれだけで人を寄せ付けない態度であった。
差し出した智の手を突っぱねる。

「そんな事している暇あったら勉強している方が効率的だもの」
「あたしはそんな事よりあんたと遊びたいと思ったんだ。だから遊ぼうぜ」
暦は断るが、智は引き下がらない。

「しつこいわね、嫌よ!!」
「遊んでくれたっていいだろ〜」
「嫌だって言ってんだろ!!バカ!!」
ついに暦は智に口調を荒くして叫んだ。

「へぇ〜優等生のあんたでもそんな口の聞き方するんだ」
カチン!
暦の中で何かが切れた。なんだか物凄くバカにされた気分になったから。
気づくと暦は智を殴り飛ばしていた。

「いってぇ〜。やりやがったなぁ」
智が立ち上がり殴りかかってくる。たちまち取っ組み合いの喧嘩となり、
先生が来るまで二人はずっと喧嘩していた。これが二人のFIRST CONTACTだった。

「最悪の出会いだと思ったよ。でもそれ以降私はともの存在を無視する事ができなくなったんだ」
「そうなんだ」
暦の話に榊は真剣に聞き入っている。

「なんていうかともらしいよな」
「ともちゃんとよみちゃんらしいな〜」
「そんでその後、あいつとも会う事になるんだけどな」
智も話を続ける。

43 :遥かなる約束 :2004/08/14(土) 11:20 ID:???
その出会いをきっかけにお互い、喧嘩をしつつも一緒にいる機会が多くなった二人だった。
しかし、それを快く思わない者がいた。それこそが平井百合子であった。
彼女もまた、二人と出会う前は誰にも心を開こうとしなかった。
いつも何かと戦うように睨み付けるような表情をしていた。

「そんな怖い顔してないでさ。あたしと遊ぼうぜ」
ある時、智に手を引かれ百合子は一緒に遊ぶことになった。その時、百合子は
胸の鼓動が高鳴っていくのを感じた。初めて自分に裏表なく接してくれた存在、それが智だったのだ。
智の屈託の無さにどうしようもなく彼女は惹かれてしまったのだ。

「私はあなたが大好きよ。私と付き合って」
「やだ。そういうの興味ないし」
あまりにストレートすぎる返事だった。しかし、それで百合子の想いが冷める事はなかった。
むしろ激しく燃え上がったのである。だからこそ常に一緒に行動している暦が気に入らなかったのだ。
百合子はその当時連れていた取り巻き(うわべだけしか褒めない存在だが)を使い、暦にありとあらゆる嫌がらせをした。
机の上に落書きをしたり、椅子に画鋲を撒いたり下駄箱の中に得体の知れない物を入れたりした。

(下らない)
内心、暦はそう思っていた。しかし、それでもそういう事が何日も続けば頭に来る物である。
暦は犯人の検討がついていただけに余計に腹が立っていた。
百合子は自分でももう歯止めがかけられないくらいに暴走していた。
そしてついに事故を装って暦にバケツを持って暦に水をかけたのである。

「あら、ごめんなさい。わざとでなくってよ」
今と違い百合子はワンレングスの髪ではなく、歩に似たヘアースタイルをしていた。
彼女の髪を榊くらいに伸ばしたといった方がいいだろうか。白々しく百合子は暦に言った。

「この!」
ついに堪忍袋の緒が切れて殴ろうとする暦だが、それより早く智が殴りかかっていた。
吹き飛ばされる百合子。

「せこい事してんじゃねーよバーカ!どうせならもっと堂々とやれよな!」
智はそう怒鳴った後、智はどこから用意したのか水道管に繋いだホースを用意して百合子にぶっかけた。目を白黒させる百合子。さらに智は自分にも水をかけた。

44 :遥かなる約束 :2004/08/14(土) 11:21 ID:???
「くぅー!気持ちいい!お前らもやってみろよ!気持ちいいからさ」
そう言って智は百合子の取り巻きと何人かの生徒を巻き添えにして水をぶっかけた。
教室中水浸しとなり、先生にこっぴどく叱られるが智は全く反省した様子はなかった。
このやりとりを暦は呆然となってみていた。
帰り際暦は智がどうしてあんな事をしたのか尋ねた。

「だってさ、不満があるのにハッキリ言わないであんな陰湿な手口でやるなんて
やっぱムカつくじゃん」
「だからって教室水浸しにすんなよな!!」
「いいじゃん、度は道連れっつうじゃん」
「・・・・・・・・・お前って本当に暴走って言葉が似合うな。
でも助けてもらった事には感謝するよ。ありがとう」
暦は素直にそうお礼を言った。

「気にすんなよあたしたち友達だろ」
「友達?」
「そーだよ。あたしがそう決めたんだから、今からよみはあたしの友達だ。
嫌だって言ってももうこれは決まった事なんだ」
こーゆう所は昔から変わってない。暦はその言葉を心の中で反芻した。友達・・・

「仕方ないな。そう言うなら私もお前の友達だ。でも何でよみなんだよ。私は暦だぞ」
「言いづらいからよみなの。あたしの事もともって呼べ」
「分かったよ、とも」
「よーし。じゃあ帰るか、よみ」
その日、暦は初めて智と一緒に帰った。初めての友達が出来た日だった。

それから数日後、弁当の取り合いとしている二人の前に百合子が姿を現した。

「何だよ何か用かよ?」
二人は彼女を睨みつける。しかし百合子は怯まない。二人に近づいていく。

「私決めましたわ。私はあなた達二人を友達にする事にしたわ」
「え?」
突然の言葉に二人は呆気にとられている。そして百合子は二人の肩に手を回し、頬擦りをする。
しっかりと首を抱えている為、二人は逃げることが出来ない。

45 :遥かなる約束 :2004/08/14(土) 11:23 ID:???
「うわ、やめろ。あたしはそんな趣味はねぇ!!」
「私もだ。巻き添えにするな〜」
「あら、智ったら嬉しくて照れてるのね。暦も恥ずかしがらなくていいのよ。
大好きな友達ならこれくらい当たり前だもの」
「照れてなんかねぇ〜!!」
二人は大声で叫んだ。クラスの人間達は何か見てはいけないものを見てしまったような顔をしていた。

「ってまあそんな事があったわけ」
「三人共、普通じゃない出会い方だな」
「びっくりや〜」
あんまりビックリしてなそうな声で歩は言った。

「よみに悪い事言っちまったな。謝りたいけど許してくれるかな?」
「大丈夫だってとも!よみだってきっともう怒ってねぇよ」
「あたしもそう思うで〜」
しおらしくなる智に神楽と歩は励ましの言葉をかける。それを聞いて智の顔に笑顔が戻る。

「そうか。そうだよな」
「戻ろうぜ、みんなのとこに」
「賛成や〜」

「榊、私はどうしたらいいんだ?」
「暦は智の事が嫌いになったの?」
寂しそうな顔で榊は暦に聞き返した。

「確かに頭に来たけど、絶交だは言い過ぎたと思ってるよ」
「仲直りしたいならちゃんとした方がいいと思う。そうしないときっと後悔するから」
「榊・・・・・・そうするよ。それとありがとうな」
暦にそう言われた榊は照れくさそうに顔を赤く染めた。
しかし、智も暦もたった一つだけ皆に話していない事があった。それは百合子が友達になった後の事。

「今回みたいによみに何かあったらあたしが守ってやる!それが友達だもんな」
「ああ、私も約束する。お前が危なくなったら私がお前を助ける」
それは遠い日に交わした『約束』だった。その後で百合子にも強引にその約束をさせられたのは言うまでもない。
遥か遠い日に交わした約束・・・・・・

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