世の中のすべての萌えるを。

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スレッドが大きすぎます。残念ながらこれ以上は書き込めません。

【あずまんが】SS書きの控え室5

1 :◆.B5vIcoKkk :2004/07/29(木) 06:25 ID:???
 ストーリーの構成、キャラの造り方、言葉の使い方など、あずまんがのSSや
小ネタを作成する上で困ったことや、悩んでいること、工夫していること等を話し合う
スレです。
 また〜り楽しんでいただければ幸いです。
 ここで新作をUPすることも可です。

★主な注意事項
1. sage進行でお願いします。
2. 対象範囲は「あずまんが大王」及び、連載中の「よつばと」とします。
3. 他人の作品を善意であっても批評しないでください。(自分の悪いところを
教えてくださいというのは可です。)
※その他の注意事項は、>>2以降で記載します。

401 :名無しさんちゃうねん :2004/12/01(水) 09:09 ID:???
名有りは最近良くも悪くも調子に乗っているな。

402 :機動戦艦 ◆8sK37ClXZI :2004/12/01(水) 17:47 ID:???
>400
口は災いの元だからなぁー
そのうちひっぺがえしをお見舞いされるぞ。

403 :機動戦艦 ◆8sK37ClXZI :2004/12/03(金) 20:39 ID:???
みなさんこのサイト見ていただけますか?
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/8595/first.html

404 :ケンドロス ◆KPax0bwpYU :2004/12/03(金) 23:10 ID:???
>>403
これをどうしろと?
別のとこでも似た様な事やってる奴いてうざがられてたけど。
そもそもこのスレと関係あんの?

405 :国防委員長 ◆CTHH7s50nk :2004/12/03(金) 23:37 ID:???
>>403
言い出したからには行動するんだよね?

406 :名無しさんちゃうねん :2004/12/04(土) 02:52 ID:???
>>403
貴様がスレ違いの話題を出すのはこれで何度目だ?
すこしは自重しろ。

407 :名無しさんちゃうねん :2004/12/04(土) 10:24 ID:???
>>403
機動戦艦さんも悪気があったわけではないんでしょうけど……
「何を聞きたいのか」をハッキリ書かないのが
誤解の原因になっていると思います。

書き込む前に、「言いたいことが伝わるか」を
読み直すようにしたほうがいいですね。

で、あなたはその法律が創作に与える影響を心配しているのでしょうか?

408 :機動戦艦 ◆8sK37ClXZI :2004/12/04(土) 10:48 ID:???
>407
それもありますけど1番言いたいのは、
「こんな法律認めていいのか?」って事です。

409 :407 :2004/12/04(土) 13:53 ID:???
機動戦艦さんへ
話題に入る前に、まずは>>404-406に一言おわびするのが筋ではないでしょうか?

それから、児童ポルノ禁止法案にアニメや漫画を加えるかどうかは
数年前から議論されている事ですから、創作にかかわる人間としては
「何をいまさら」な話題だと思いますよ。

もちろん私も、アニメや漫画にまでそういう制限を設けるのは
反対ですけれどね。

410 :機動戦艦 ◆8sK37ClXZI :2004/12/04(土) 14:28 ID:???
>>404-406
にお詫びします。申し訳ありませんでした。
ちなみに、この話を切り出したのは
みなさんがこの改正法に「反対」する意思があるのか
聞きたかったからです。

411 :406 :2004/12/04(土) 15:53 ID:???
>>410
ならスレを選べ。明らかにスレ違い。

412 :国防委員長 ◆pvbJR/dr/c :2004/12/07(火) 05:18 ID:???
ちよちゃんへ
今年は日本国内ではいろいろなことがありました。なんといっても今年は自然災害が多かったです。
台風は今年10個も本土に上陸しました。また、10月には新潟県で大きな地震があって大変な被害が出てしまいました。新潟県は「中越大震災」と呼んでほしいとPRしています。
また、アテネオリンピックでは日本選手団が大活躍したのはとてもよかったです。
しかし、今年は残忍な事件も多く本当にこの国は大丈夫なのかと考えてしまいます。

アメリカはどうですか?今年は大統領選がありましたね?ちよちゃんはブッシュ政権を支持していますか?
私は・・・ブッシュ政権をあまり好ましく思っていませんが、責任を果たさせるためにも再選された方がいいのではないかと思っていました。

今年のお正月は日本に帰ってくるのですか?帰ってきたら、またみんな出会いましょう。

水原暦

413 :国防委員長 ◆pvbJR/dr/c :2004/12/07(火) 05:19 ID:???
ブログかメール形式でのSSを書いてみたくなりました。

414 :さかちー :2004/12/07(火) 12:03 ID:???
形式そのものはいいのですが、こういうメッセージで突然
政治の話題をふって、この短い文章の中で他国の政治に何行も割くことに
不自然さを感じました。
全体がもっと長ければ、こういった不自然さはなくなるでしょうが。

もう一つの問題点は、このメッセージは、アメリカにいる相手なら
あずまんがに関係なく、誰にでも通じてしまうことでしょう。
どうせなら「ともは相変わらず元気です」とか
「私もみんなも就職活動を始めました。不景気でどこも厳しいけどがんばっています」
とか近況報告も加えてほしかったと思います。

415 :紅茶菜月 ◆5xcwYYpqtk :2004/12/07(火) 23:04 ID:???
>>412
なかなか面白い試みですね。
いろいろなキャラで試してみると良いかもしれないです。

少し伺いたいのですが、小説を書いている時に
どの程度、プロット(物語の設定)を固めていますか?
自分の場合は、あまり決めずに書いてしまうので、途中で
道に迷ってしまう事が多々あります。かといって細かく話を
決めてしまうと、書く楽しみが無くなってしまうようで……

416 :国防委員長 ◆pvbJR/dr/c :2004/12/07(火) 23:05 ID:c0U0wmHo
>>415
決めるときと決めないときがあります。
決めてしまった場合にも、それる場合が結構多いです。

417 :名無しさんちゃうねん :2004/12/07(火) 23:07 ID:???
あれ?上げちゃった?>>416

418 :国防委員長 ◆pvbJR/dr/c :2004/12/07(火) 23:07 ID:???
またあげちゃった・・・ごめんなさい

419 :名無しさんちゃうねん :2004/12/07(火) 23:09 ID:???
ま〜気にするな。

420 :紅茶菜月 ◆5xcwYYpqtk :2004/12/07(火) 23:11 ID:???
>>418
デフォルトの設定がageになっているのでは思われます。
普段の書き込みをsageで行ってみては如何でしょうか。

421 :国防委員長 ◆pvbJR/dr/c :2004/12/07(火) 23:13 ID:???
>>420
自宅のパソコンではsageなのですが、いま自宅じゃないもので・・・

422 :紅茶菜月 ◆5xcwYYpqtk :2004/12/07(火) 23:16 ID:???
>>421
まーどんまい。
次から気をつければいいかと。

423 :kaizyuu :2004/12/16(木) 01:53 ID:???
ウルトラマンジャスティス
第43話  「怪獣に育てられた少女」

それはガルーゼがはじめて現れた時の事だった。突然の怪獣の出現に地球防衛軍は歯が立たずに全滅。
人々はガルーゼにより蹂躙される。その中にかつて神楽がその姿を見て出動を決意するきっかけにいたった子供いや少女の姿もあった。泣いている。

「お母さん・・・・・・・おとうさん・・・・・・・」
彼女の両親はガルーゼ襲撃の祭に、犠牲となってしまったのだ。さらに追い討ちをかけるかのようにガルーゼの両腕のハサミにより崩壊した建物の破片が彼女目掛けて落ちてきていた。

「危ない!」
だが、その時何者かが目にも止まらぬ速さで少女を運び出し、救ったのだった。

「大丈夫かな?」
「あ、ありがとう」
ちょうどそこへHOLYの戦闘機が現れ、攻撃を開始する。しかし、ガルーゼの前進は止まらない。

(やはり行くしかないのか?わししか奴を止められないのか?)
老人が何かを決意したその時、天空より赤い光が降り注ぎ、やがてそれは一人の赤い巨人へと変化した。

「ウルトラマンジャスティス・・・・・・・」
彼はその巨人の正体を知っていた。巨人=ウルトラマンジャスティスは怪獣ガルーゼを瞬く間に倒してしまった。

(また光の巨人が地球を守りに現れるとはな)
飛び去っていくジャスティスを見て老人は呟いた。

それから時は流れ、今とある中学校から二人組の生徒が一緒に並んで下校していた。
片方はショートヘアー、もう片方はウェーブのかかったロングヘアーである。

424 :怪獣に育てられた少女 :2004/12/16(木) 01:55 ID:???
失敗した・・・・・

「ねぇ、みるちー。中間試験もひと段落ついたし、今度ちよちゃん誘って
どこか行こう」
「うん、いいよゆか。後はちよちゃん次第だけどさ」
ちよの小学生の頃の親友だったみるちーとゆかである。現在も関係は続いている。
通り道である公園を通った時、奇妙な光景を見た。それは自分達と同い年くらいの
少年が猫に手を噛まれているのである。
そのそばで背が高く、プロポーションも抜群でロングヘアーの女性がどうして
いいのか分らず困っていた。

「あー京介君が噛まれてる〜」
「それにあの人、ちよちゃんと一緒のチームにいる人だね。確か名前は榊さんだっけ?」
京介と呼ばれた少年はどことなく相田京子に似ていた。

「いってぇ〜!いい加減離せよ!!」
どうやら彼を噛んでいるのは「かみねこ」らしい。本来なら榊に噛み付く
つもりだったのだが、思わぬ邪魔が入り今に至るという訳だ。

「止めなきゃ!」
「でもどうやって?」
みるちーとゆかもどう止めていいかわからず困惑気味だ。相変わらず京介の
腕を噛んでいるかみねこ。
しかし、その時横から老人が現れ猫を引き離した。

「これ、だめではないか!」
老人が一言そう言うと、かみねこはそれまでの暴れっぷりが嘘のように
大人しくなり、そしてこの場からいなくなった。よく見るとその老人の
後ろには小さな少女がいた。

「京介君、大丈夫!?」
「すごいな。あっという間に追い返しちゃった」
「ありがとうございます!」
みるちーとゆかが京介に駆け寄る。京介は彼に礼を言う。

「何、礼には及ばんよ」
「あなたは、あの時の!?その子も!」
老人が立ち去ろうとした時、榊は老人と子供の正体に気づき、呼び止める。
そう、それは以前碓氷峠でグラムドと戦った時に遭遇したあの老人と子供であった。

「あ、あの時のお姉さんだ〜」
「おや、これは奇遇ですな」
「どうも」
「何だ、あんた達顔見知りなのか?」
彼らの対応に京介は不思議そうに唇をゆがめる。
その後で各自自己紹介をする事となった。

425 :怪獣に育てられた少女 :2004/12/16(木) 01:57 ID:???
「俺は相田京介。TEAM FLAME隊長相田京子の弟です」
「京介君は私達の後輩なんです」
「2つ下のね」
京介の説明にみるちーとゆかが捕捉する。ちなみに二人は今、中学三年生である。

「そうなんだ。でもどういった理由で知り合ったの?」
「確かウルトラマンがクリスマスに出てきた時だよね?」
「うん。あの時に一緒に手のひらに乗ってたんだよね」
榊の質問に答えるみるちーとゆかの二人。知り合った彼らは話し合っていく
うちにちよと京子がチームの隊長をやっている事を情報交換したりしていたのだ。

「あなたの事はキョロ姉から聞いてるよ。HOLYの中でも一番強くてかっこよくて
そして優しい人だって」
「そんな、私は・・・・・・・」
満更でもないのか榊は顔を赤らめた。

「あれぇ〜京介君、ひょっとして榊さんの事・・・・・・・」
「いやちょっと待ってよみるちー先輩。今日会ったばっかでそれは流石にないよ!」
「でも一目ぼれって可能性もあるし・・・・・・」
「ゆか先輩まで・・・・・・・いや、マジでないッスから!!何でキョロ姉から聞いた事を
そのまま言っただけでそうなるんだって!?」
みるちーとゆかに冷やかされて京介は必死になって否定する。少女はそのやりとりを
見てクスクス笑った。

「あたし、堀江紗奈(ほりえさな)っていうの」
「わしは東雲。おじさんとでも呼んでおくれ」
そのやり取りの後、少女と老人は柔和な笑みを浮かべていった。

「そうだ。紗奈ちゃん、私はこのお姉さんとちょっとお話したい事があるんだ。
その間、このお姉さんやお兄さんに遊んでもらってはどうかな?」
「うん、そうする」
疑う事もなく紗奈はそれに従った。屈託のない笑みでそれを答える。

「お姉さん達遊ぼう」
「うん、いいよ」
「え〜俺も遊ぶの〜?みるちー先輩とゆか先輩だけでいいじゃん」
「文句言わない!」
ゆかは快く承諾して、みるちーは文句言う京介を引っ張りながら紗奈の後をついていった。
彼らはアスレチックコーナーへと移動していった。
二人きりになった時、老人から笑みが消えた。

「さて何から話した方がいいですかな?」
「色々聞きたい事はあります。まずあなたが何者なのか?」
今回はマヤーを連れていない。多分マヤーの事だからかおりんや怜香にはなつこうともしないだろう。

「前にも言ったとおり私は人間ではない。君達の言葉で言うなら怪獣が最も近い姿かな?」
「怪獣!?」
榊は少し驚いた顔をしている。通り行く人々の事を考えてか彼らはテレパシーで話している。

426 :怪獣に育てられた少女 :2004/12/16(木) 01:59 ID:???
「ああ。私はこう見えても宇宙怪獣であり戦士でもあるのだよ。私の星では
争いが絶えなくてね。私はその戦争を終わらす為に生み出された存在なのだ。
同じ様に作られた存在を倒し続ける毎日。私はそんな生活に嫌気がさしてこの宇宙を放浪した。
そして地球へと辿り着いたのだ」
「まさかミステラー星ですか?それともアテリア星?」
かつて、この地球に逃げ込んだ逃亡者とそれを追ってきた追跡者の事を榊は思い出した。
しかし東雲は首を横に振った。

「いや違う。とにかく宇宙からやって来たのだ」
彼はこの地球にガルーゼが出現する前から地球に来ていたという。

「以前現れた怪獣・・・・・・グラムドといったか。あの怪獣よりは来たのは後だ。
勿論奴の事も知っていた。奴はかなり悪名高き殺戮者だったからだ」
どうやらグラムドは松岸の家族や仲間以外にもあちこちで凶行に及んでいたようだ。

「あなたの本当の名前は一体?」
「私を作り出した者にはザビロンと呼ばれている」
「ザビロン・・・・・・・」
噛み締めるように榊はその言葉を口にした。

「幸い私には特殊能力があった。だから私はこの東雲という存在を借り、
地球人として生活する事にしたのだ。そして彼女に出会ったのじゃ」
「そうだったんですか」
彼はその視線を紗奈に向けた。

「おじさんはとっても優しい人なのよ。怪獣から私を助けてくれたり、
お父さんお母さんを亡くして淋しかった私をいつも励ましてくれたの。
それに色々な所に連れてってくれたりもするの」
ちょうど遊びつかれて休んでいる時に紗奈はおじさんについて語った。
彼女を引き取る存在もなかった為か、彼がそのまま引き取り一緒にこれまで各地を点々としてきたのだ。

「紗奈ちゃんは本当におじさんが好きなのね」
「うん!」
ゆかに言われてにっこり微笑む紗奈。

「いいなぁ。私もそこまで慕われてみたいなぁ」
「みるちー先輩じゃ無理・・・・・・いてててて!!」
京介の耳を引っ張るみるちー。

「もう、どうしてお姉さんとこうも違うのかしら!!」
「そういえば京介君のお姉さんも結構大変みたいだね」
「何かこの前男に間違われてかなりご機嫌斜めだったなぁ、キョロ姉」
京介はえらく不機嫌だった京子の事を思い出した。

427 :怪獣に育てられた少女 :2004/12/16(木) 02:01 ID:???
「さてそろそろ行くかの」
「色々教えていただいてありがとうございました」
おもむろにベンチから立ち上がる老人。榊もそれに続いた。

「なに、いつも地球を守ってもらっているんじゃ。これくらいは当たり前の事だ。
今度は赤き巨人ジャスティスに変身する子にも会ってみたいもんじゃの」
「今度の時、是非とも!」
その会話の後、紗奈達がこちらにやってきた。

「バイバイお姉ちゃん達。また遊ぼうね」
「うん、またね」
榊達に別れの挨拶を済ませた紗奈はザビロンと共に公園を後にした。

「私達もそろそろ行きましょう」
「そうね」
「じゃあ、俺あっちなんで」
みるちー、ゆか、京介はそれぞれの家の方角へと帰っていった。
そして榊もまた自分のアパートへと帰っていくのだった。
その翌日、榊はその事を歩にだけ話した。

「すごいなぁ。怪獣に育てられた子って。きっと辛いのも平気なんやろうなぁ」
「いや、それは・・・・・・」
予想もしなかった答に榊は言葉に詰まった。突っ込んでいいものだろうかと。

「大阪さんと榊さん、一体何の話してるんですか?」
そこにちよが気になったのか近づいてきた。
ちなみにその後ろで智と神楽が携帯ゲームで対戦していた。落ち物パズルゲームをしているらしい。

「よっし!今度は私の勝ちだ〜」
「負けた〜」
「てかお前ら、作戦室でゲームするなよな」
いつものように暦はゲームに興じる智と神楽を呆れて見ていた。

「キョロちゃんの弟が銀のエンゼル分5枚って話や〜」
「え!?全然違う!」
全く関係ない事を言う歩に、思わず榊は突っ込んだ。

「みるちーとゆかちゃんの後輩が京介君なんですね。という事は私も先輩になりますね〜」
話を聞いたちよは妙に嬉しそうだった。年齢的に彼女より年下である京介に対して
先輩風を吹かせるからだろうか?これまで自分が一番下という状況だったので、
そのさらに下の京介は貴重な存在だろう。

428 :怪獣に育てられた少女 :2004/12/16(木) 02:02 ID:???
その頃宇宙空間のあるポイントにちよ父が現れた。相変わらずオレンジ色に輝いている。

「復活の時は来た!今こそお前の番だ。地球に侵攻を開始するのだ」
ちよ父の全身が発光したかと思うと、ひとつの物体が地球目掛けて落下していった。
それは巨大なクリスタルだった。

「ちよちゃん!地球に向かって何かが落下してくるわ!」
「中に生命反応あり!この分だとM4エリアに落下するね」
かおりんと千尋はその異変をキャッチしたらしく、いち早くちよに報告した。

「皆さん、いつでも出撃できるようにしておいてください!」
「了解!」
猛スピードで接近してきた物体は地面に激突する。それは紗奈と東雲がいる近くだった。

「おじさん何か落ちてきたよ」
「いかん!逃げるんだ!!」
それを見た東雲は紗奈を連れて逃げ始めた。

「復活の時だ!再びこの世界を破壊しつくすのだ!!」
ちよ父の命令を受けてクリスタルを破壊してそれは姿を現した。
頭に生えた三本の角に両腕は鎌のようになっている怪獣であった。その目は黄色い光を放っている。

「あれはガルーゼ!!!」
「また復活したっていうのか!!」
「私達が始めて戦った敵・・・・・・」
そうそれはガルーゼそのものだった。しかし、以前に比べて白くなくなり
むしろ銀色に近く、皮膚もテカテカしていた。ガルーゼUといったところだろう。

「さあガルーゼよ!生まれ変わったそのパワーを地球の奴等に見せつけてやるのだ!」
心得たとばかりにガルーゼは行動を開始した。

429 :ケンドロス ◆KPax0bwpYU :2004/12/16(木) 02:04 ID:???
最初でつまずくとは・・・・・・

>>412
こういうの中々ないので新鮮でした。

>>415
決まってる時もありますけど、今回みたいに予定通り行かない事の方が
多々あります

430 :名無しさんちゃうねん :2004/12/16(木) 12:09 ID:???
正義って胡散臭いと思わない?
相手を悪と認識すれば殺人だって平気でやるし。

431 :名無しさんちゃうねん :2004/12/16(木) 21:47 ID:???
だからと言って悪が肯定されるわけではないでしょう?

432 :名無しさんちゃうねん :2004/12/17(金) 00:05 ID:???
まあ、お作り事ならともかく
現実に正義を掲げる奴にろくな奴は居ないのは事実だわな。

433 :バッタ ◆DAcMJKwFC2 :2004/12/17(金) 02:09 ID:fuvAAWZA
最後に見せた笑顔



私は家で英語の宿題をやっていた。
う〜わかんねぇ!!よみにでも聞きに行くか!!
パジャマの上にコートを着て、サンダルをはきよみの家に向かった。

よみの家についた。いつもみたく窓から入ろうと思ってよみの部屋にむかった。
しかし今夜はいつもとは様子が違った。
窓の近くにあるのは、明らかによみのものとは思えないかわいらしいサンダル。
いまいち状況を理解できなかったが、窓から中の様子をうかがった。
そこには、いつもの見なれた眼鏡の少女の姿と、セミロングの髪の少女の姿があった。
大阪だ!!なんで大阪がよみの家に?
とりあえず私は様子を伺ってみることにした。
大阪は口を開き何かをしゃべっている
「………から……やねん………や…」
もともと大きな声では話さない大阪のことだから、近くのよみに語り掛けている声は
私までは届かなかった。
しばらく二人の会話は続くが、やはり私には聞き取れなかった。
大阪は立ちあがり、こちらに向かって歩き出してきた。
私は思わず茂みに隠れた。
「駅に10時やから、皆にいっといてな」
10時?駅?何の事だ?
「ああ…わかった」
大阪はあのサンダルをはいて、闇の中に消えていった。

434 :バッタ ◆DAcMJKwFC2 :2004/12/17(金) 02:10 ID:???
ageてしまった
すいません……

435 :空耳ry ◆88wwe/zzZ6 :2004/12/17(金) 02:12 ID:???
さげとこうか?

436 :空耳ry ◆88wwe/zzZ6 :2004/12/17(金) 02:18 ID:???
中々面白そうじゃない?
続きに期待。

437 :国防委員長 ◆pvbJR/dr/c :2004/12/17(金) 02:25 ID:???
>>429
おお、新作だ!!
>>433
おお、新人だ!!

438 :空耳ry ◆88wwe/zzZ6 :2004/12/17(金) 03:26 ID:???
新人なのか!すげえ!俺の数段上行ってるよ。
続きに期待(2回目)

439 :名無しさんちゃうねん :2004/12/17(金) 17:26 ID:???
sage

440 :バッタ ◆DAcMJKwFC2 :2004/12/18(土) 04:39 ID:???
私はあえて英語の宿題を諦め、大阪を追うことにした。
智が大阪の家の方向へはしりだした。
やはりあののんびりした大阪にはすぐに追いついた。
「大阪〜〜!!」
大阪はこちらを向いたが、その顔はいつもとは違っていた。
「大阪・・・・泣いてんのか・・・・・・・?」
大阪はコクリとうなずいた。
「何泣いてんだよ、なにがあったんだよ、よみの家で」
「何で智ちゃんが知ってるのん?私がよみちゃんの家に行っ」
「そんなことはどうでも良い、何があったんだ」
私は大阪の言葉を途中で切って質問を続けた。
「それは言えへんのや、でも明日10時に駅に来て」
そう言うと大阪はまた走り出した。
私は追いかけようと思ったが、これ以上聞いても答えてくれそうにもないので帰った。
明日10時に駅に行って確かめるしかない、私はそう思いながら寝た。

441 :紅茶菜月 ◆5xcwYYpqtk :2004/12/18(土) 12:07 ID:???
>>440
続きを非常に楽しみにしています。
技術的な部分の書評をしてもいいものかは、迷ってしまいますが。

442 :名無しさんちゃうねん :2004/12/19(日) 06:58 ID:???
>>415
見所と最後を決めて、後は肉付け・・・てなことが多いです。

443 :紅茶菜月 ◆5xcwYYpqtk :2004/12/19(日) 10:16 ID:???
>>442
さんくすです。
最近は、話が長くなって把握しきれなくなってしまったので、
設定資料集みたいなものを作るようになりました。
時系列と、登場人物、街の名前などを記して、書く前に読み返しています。

444 :ケンドロス ◆KPax0bwpYU :2004/12/19(日) 12:04 ID:???
>>440
おお!続きが非常に気になる!一体何があるんだ!?

445 :バッタ ◆DAcMJKwFC2 :2004/12/19(日) 19:27 ID:???
朝日が昇ると共に私は目覚めた。
「駅に行かなきゃ」この気持ちが私を目覚めさせた。
私が駅に着くと、そこには大阪とちよちゃんがいた。
ちよちゃんが私に気づいた。
「お・・・大阪さん!!智ちゃんです」
「あ・・・智ちゃんは私がよんだんよ?」
「良いんですか、大阪さん?」
「ええんよ、やっぱり別れは言うとかんとな」
「大阪、今日ここでなにがあるんだ」
するとちよちゃんが不思議そうな顔をした。
「知らないできたんですか?今日は」
「ちょっとまってちよちゃん!私が言うから、今日は私のお別れ会なんよ」
「どう言う事だ?」
「私、また大阪に帰るんよ」
私はショックを隠し切れなくて、その場に立ち尽くした。
「お〜い、大阪〜ちよちゃん…なんでともが居るんだ?」
声がした方を私が向くと、神楽とよみが居た。
「げ!!なんで智が居るんだ?」
「大阪が来いって……」
「本当か、大阪?」
大阪は首を縦に振った。
「まぁ…大阪が呼んだんならいいか…」
私達の目の前に大きな車が止まり、車から男の人が降りてきた。




>>441技術的な面で指導などありましたら、おねがいします。

446 :紅茶菜月 ◆5xcwYYpqtk :2004/12/19(日) 23:12 ID:???
>>445
 お疲れさまです。
 間違った事を言ってしまうかもしれませんので、情報の取捨選択は
お任せします。
 短い文章で読み手を惹き付ける力は素晴らしいです。
 キャラは上手く把握されてるし、テンポも良くて、何より読みやすい。

 気になるところは、「〜した」という表現が多くて、
やや単調になっていることと、キャラの台詞に頼り気味な部分があることです。
あと、三点リーダについては、混用は避けた方が良いかと思います。
 (三点リーダとは、「・・・」と「…」のことです。
 一般小説では「…」を使ったところが多いですが、どちらを使用するか
ついては個人の判断で決められれば良いかと)

 続きをとても楽しみにしています。

447 :バッタ ◆DAcMJKwFC2 :2004/12/20(月) 23:02 ID:???
車から降りてきた男の人は、ちよの父だった。
「ちよ〜いくぞ〜」
「あ、お父さん!皆乗ってください」
皆が次々と車に乗り込んでいく、私以外は…。
「あれ智ちゃん乗らないんですか?」
ちよが不思議そうな顔をしてこちらを見つめている。
「いいから乗れよ、早く行こうぜ!」
私は言われるがままに車に乗りこんだ。
しばらく車は走りつづけ、ついたところはカラオケボックスだった。
私はいつのまにか打ち解けていた。
「またよみの歌声を聞きたいですなぁ〜あのぼえ〜ってやつ」
「そんなもん歌ったことねえよ」
よみの突っ込みと共に、アッパーが私の腹に突き刺さった。
「うぐぅ」
「何してんだよ二人とも、時間も無いから早く行って歌おうぜ!」



>>446いまいち飲み込めていないところもありますが、多少改善しました。

448 :名無しさんちゃうねん :2004/12/21(火) 10:08 ID:???
この小説は誰の一人称なのかわかりません。
>>433>>440からは地の文に「よみ」「大阪」「智」「ちよちゃん」とあり、
榊が宿題を見せてもらうはずがないので神楽の一人称なのかと思いきや、
>>445では地の文に「神楽」と書いてあります。
また、地の文も「ちよ」だったり「ちよちゃん」だったりしています。
この話は一体誰の視点から見たものなんですか? 場面によって違うのですか?
場面によって視点を変えるという技法もありますが、
その都度誰の視点なのかわかるようにするべきです。
あえて誰の視点なのかわからないようにして読者に考えさせる技法もありますが、
明らかにそんなことをするお話しではありません。

>>446の指摘の内容は基本中の基本です。
うまくなりたいと思うのだったら、まずは下のスレで技術的なことについて
話しあっている部分を読んでください。初期は技術的なことをよく話し合っていたので。

【あずまんが】SS書きの控え室
http://so.la/test/read.cgi/oosaka/1041566182/l50

449 :紅茶菜月 ◆5xcwYYpqtk :2004/12/21(火) 22:54 ID:???
>>447 >>448
 急にいろいろなことを言っても、混乱すると思ったので、人称の話は
敢えて省きました。
 書き手視点のスレなので、技術的な点に関しては多くの指摘があると
思いますが、めげずに頑張っていただけたらな、と思います。

450 :バッタ ◆DAcMJKwFC2 :2004/12/22(水) 14:59 ID:???
>>448いろいろ指摘ありがとうございます。
いちおう智視点のつもりでしたが、その場合は
>>440の「智が大阪の家の方向へはしりだした。 」と言う部分が
「私は大阪の家の方向へはしりだした。」となれば良いのですね。

451 :怪獣に育てられた少女 :2004/12/25(土) 02:14 ID:???
ガルーゼUが現れたのは、夕焼けの街だった。以前にグラレーンと共に現れた場所に近かった。
ガルーゼUはその腕に装着されているカマで建物を切り裂き、破壊活動を始める。
さらには角を変型させて破壊光線を発射し、地面を燃やす。どうやら新たな必殺技を覚えたようだ。

「みるちー先輩、ゆか先輩、早く!!」
「とうとう私達も巻き込まれちゃったね!」
「すっごい疲れるなぁ」
京介の後をついていきながら、みるちーとゆかはボヤいた。彼女達のすぐ後ろには東雲と紗奈がいる。

「私はあの怪獣だけは許せない!私のおとうさんとおかあさんを殺したあいつは・・・・・・」
憎しみの目でガルーゼUを睨みつける紗奈。それに気づいたのかガルーゼUは
彼女達を狙い始めた。

「いかん!こっちに来るぞ!!」
「えぇ〜私もう走れないよ〜」
「何言ってんのゆか!走らなきゃ追いつかれちゃうよ!」
「俺が囮になるよ!先輩達はその間に逃げててくれ!」
言うが早いか京介は別の方向に走り出す。するとガルーゼは京介を狙い始めた。

「京介君!」
「いかん!君達まで行ってしまっては」
「でもこのままじゃ京介君は・・・・・・」
「ワシが何とかする。この子を頼んだぞ!」
焦るみるちーとゆかに紗奈を託し、東雲は京介の下に急ぐ。

「今回のフォーメーションは私と榊さんが地上から、
他の皆さんは空からの攻撃で行きます!」
「了解!」
「諸君、ガルーゼとは一度戦ってはいるものの、油断は禁物だ!心してかかれ!」
そこに松岸翔一郎総司令が姿を現し、激励の言葉を送る。
同じ様に「ラジャー」と挨拶し、6人は出動する。
ちよは榊のブラックイーグルの後ろに乗せてもらっている。

452 :怪獣に育てられた少女 :2004/12/25(土) 02:15 ID:???
「レッドファルコン出るぞ〜!神楽、大阪準備はいいか?」
「いつでも大丈夫だぜ!」
「こっちもや〜」
それを聞いて智はレッドファルコンを出撃させる。

「まさか奴とまた戦う事になるなんてな」
ぼやきながら暦はホワイトウイングを発進させる。

「ちよちゃん、しっかりつかまってて」
「はい!」
後ろにちよを乗せ、榊のブラックイーグルが駆ける。

現場ではガルーゼが民家を踏み潰しつつ京介達に接近する。そこに歩達の戦闘機が現れる。
空からも京介達が追われているのが見える。

「よし、あいつを彼らから遠ざけるぞ!」
「任せろ〜!よーしいつものように分離行くぞ!」
「了解や〜」
「ああ、分った」
ボンクラーズのメンバーは三機に分離して、怪獣を威嚇する。
すると今度はこちらを狙ってきた。

「くらえ!」
暦は角に向かってレーザーを発射するものの、避けられてしまう。反撃に腕を
振り回してくるが、これは回避した。一方、地上のちよ達はみるちーとゆかを発見する。
そして紗奈の姿もあった。

「ちよちゃん!」
二人の声がハモる。

「みるちー!ゆかちゃん!大丈夫!?」
「うん、大丈夫だよ!」
「ちよちゃん助けに来てくれてありがとう!」
「おじさんを助けて!あのお兄ちゃんと一緒に怪獣に向かって行ったの!」
泣きそうな声で紗奈は言った。それを聞いた榊はちよを下ろした後、
ブラックイーグルを飛行形態に変化させて走り出した。

「榊さん!」
「二人を助ける!ちよちゃんはその子達を!」
「分りました!さあ行きましょう!!」
ちよはみるちー、ゆか、紗奈を安全な場所へと走り出す。

453 :怪獣に育てられた少女 :2004/12/25(土) 02:17 ID:???
京介はガルーゼUの脅威から何とか脱した。そこに東雲が現れる。

「あんたどうして!?」
「無茶はするものではない!君がいなくなったら悲しむ者がいるのだぞ」
「でも俺の姉ちゃんはこんな奴等と戦ってるんだ!なら俺にだって」
東雲はその言葉から相田京子のイメージを読み取った。

「馬鹿者!命を粗末にするなと言っているんだ!勇気と無謀は違う!
君は家族や仲間を悲しませるつもりか!?」
それを言われて京介は黙ってしまった。

「わかったよ。あんたの言う通りにする。今は逃げるよ!」
「分ってくれたか」
しかしその時、ガルーゼは向きを変え、再び京介達を狙い始めた。

「あ、あそこに人が!」
「聞こえてるかボンクラーズ!何としてもガルーゼを遠ざけるんだ!」
「ボンクラーズって言うなよ!」
智は京介達に気づいた。暦の言葉に口をとがらせる神楽。引き離そうと再び
誘導弾を発射するが、今度は見向きもしなかった。

「だめだ!間に合わない!」
榊はブラックイーグル上からレーザー光線を放つが、ガルーゼUに効き目はない。

「二人を助けな!ジャスティース!!」
機体をオートコントロールにして歩はジャストランサーを掲げて
ウルトラマンジャスティスへと変身する。
ガルーゼUが彼らを踏み潰そうとした時、赤い光と共にウルトラマンジャスティスが
怪獣の足を持ち上げながら現れ、そしてそのまま後ろへ倒した。
派手な音を立ててガルーゼUは頭から地面に倒れた。

「ジャスティス・・・・・・・彼女が」
「あれがジャスティス!姉ちゃん達と一緒に戦ってくれるウルトラマン・・・・・・・」
東雲は透視能力を使ってジャスティスと共にある歩の存在に気づいた。

「二人共大丈夫ですか?」
そこにブラックイーグルに乗った榊が現れ、二人を乗せてこの場を離れる。
その際に榊はジャスティスとアイコンタクトをした。ジャスティスは頷いた後、ガルーゼUと向き合う。

「であっ!」
ジャスティスが走り出し、先制攻撃を仕掛ける。ガルーゼUも同じ様に走ってきた。
ジャスティスはすれ違いざまにガルーゼUの喉ぼとけに強烈なラリアートを
くらわせてそのまま地面に倒した。
その後で、腹部に強烈なニードロップをくらわした。

起き上がったガルーゼUはそのカマで振り回して攻撃してくるが、ジャスティスは
それをバック転してかわす。腹部に蹴りを入れてよろめかせ、さらに巴投げで投げ飛ばした。

454 :怪獣に育てられた少女 :2004/12/25(土) 02:21 ID:???
その頃榊は二人をちよ達の元へと連れて帰った。

「大丈夫京介君!」
「怪我はないよね?」
「大丈夫だ。ごめん先輩、それに隊長さん」
「無事で何よりです!でも無茶はいけませんよ!京子さんに怒られますよ〜」
みるちーとゆかに謝る京介に、ちよはちょっと意地悪く言った。

「おじさん!何ともないの?」
「ああ、大丈夫じゃよ」
紗奈は東雲に抱きついてきた。

「でやぁ!!!」
ジャスティスは飛び込むが、ガルーゼUに横に避けられ地面に倒れてしまう。
ガルーゼUは踏みつけようとするが、横に転がってその攻撃をかわした。
ガルーゼUは三本の角から同時に黄色い光線を発射するが、ジャスティスは
シールドを発生させて無効化する。

「はぁぁぁぁぁぁ!!だぁぁぁぁぁぁ!!」
ジャスティスは両手を前に合わせ、前に突き出す。両手からエネルギー波動
『ライトエフェクター』である。
だが、ガルーゼUはくらっても何ともなかった。
今度はビクトリューム光線を放つが、それもガルーゼUには効かなかった。

「ライトエフェクターとビクトリューム光線が効かない!」
「前よりも強化されてるって事か」
智と神楽は呆然となる。戦いの方はガルーゼUが空中からのドロップキックで
ジャスティスを吹っ飛ばした。仰向けに倒れるジャスティス。

「この!」
ジャスティスにのしかかってきたガルーゼUを暦は背中にレーザーを浴びせ、引き離した。
智と神楽もミサイルで攻撃して引き離す。

「おおおおおお!せやぁ!!」
ジャスティスはクラッシャーモードにチェンジしてガルーゼUをそのパンチで殴り飛ばす。
突進攻撃を受け止め、投げ飛ばす。さらにジャンプしてのハンマーナックルが
ガルーゼUの脳天に決まり、ガルーゼUをよろめかす。
しかし、上空から角を急降下蹴りで攻撃しても、角はすぐに再生してしまう。
ガルーゼUは口からミサイルを発射してきた。至近距離でそれをジャスティスは
くらってしまう。

「ぐほぁぁぁぁ!!」
ジャスティスは大きく吹き飛んだ。半回転して地面にうつ伏せに倒れこむ。
ガルーゼUはちよ達に狙い始める。じりじりと近づいてくる。

455 :怪獣に育てられた少女 :2004/12/25(土) 02:22 ID:???
「ちよちゃん達が危ない!!」
「逃げろ。ちよすけ!!」
レッドファルコンの二機がすかさずガルーゼUに向かって攻撃するが
ガルーゼUの前進は止まらない。

「こっちに来るわ!」
ガルーゼUがそのカマを振り下ろそうとしたその時、ジャスティスが間に割って入った。
しかし、その為にジャスティスは背中にその一撃をくらってしまった。
背中にカマの一撃が刺さり、大量の光が溢れ出す。

「うぉぉぉぉぉぉぉ!!」
苦悶の声をあげるジャスティス。危機を知らせる胸のカラータイマーが青から
赤に変わり点滅を始める。大ダメージを負ったためか、いつもよりも点滅が早い。

「ジャスティス!!」
(歩!!)
ちよと榊から悲鳴にも似た声があがる。他の人間も青ざめた顔をしている。
みるちーとゆかは目を背けた。ジャスティスはみるちーやゆかのいる方向とは
反対側に投げ飛ばされた。相当ダメージが大きかった為か起き上がれない。
ガルーゼUは以前よりも遥かにパワーアップしていた。

「どうしたらあいつを止められるんだ!!」
暦も必死にホワイトウイングから攻撃するが、ガルーゼUは怯まない。
どんどんと距離が縮まっていく。

「みるちー、ゆかちゃん!それに京介君達!私がレーザーワイヤーで動きを
封じます!そのスキに遠くへ逃げて下さい!」
「いや、その必要はない。奴の相手は私がする!」
東雲は何かを決意した表情でちよを制し、前に一歩進み出る。

「一体どうする気ですか!?」
「まさか!?」
「今一度私は戦う。兵器としてでなく戦士として」
榊の問い掛けに東雲はそう答える。

「おじさん・・・・・・・」
紗奈は彼の袖を掴み、今にも泣き出しそうな表情でこちらを見ている。

「この子を頼む!ぬぅぅぅん!」
彼女を榊に託し、東雲は変身する。本来の姿怪獣ザビロンへと・・・・・・・
ザビロンは鳥と人間を組み合わせた姿だった。頭は鳥のそれで、
体つきは人間のものだった。
ただ、背中に生やした翼が大きな違いである。

456 :怪獣に育てられた少女 :2004/12/25(土) 02:25 ID:???
「あの人は怪獣だったのか」
京介は愕然となる。他の人間も声が出なかった。ただ一人、あらかじめ正体を
知っていた榊は託された紗奈を抱きかかえながらその様子も見守る。
ザビロンは向かってきたガルーゼUをその羽から発する衝撃波で吹き飛ばした。
そして上空に飛び上がり、口からリドリアスと似たような光線を連続発射する。
しかし、ガルーゼUの変型した角から発せられる光線をくらい地面に落とされる。

「もう一匹現れたな」
「どうする?攻撃するか?」
「いえ、その必要はありません。彼は味方です」
暦と智の通信にちよが割り込んできた。

「ちよちゃんがそう言うなら信じよう。私達はガルーゼに的を絞ればいいって事だもんな」
神楽はちよにそう答えた。

戦いは続き、空からの体当たりでザビロンはガルーゼUを吹き飛ばす。
そしてそこから何度もガルーゼUを踏みつける。そして投げ飛ばした。
ゆっくりと降下して近づくザビロン。

「おじさん・・・・・・」
心配そうに紗奈はその様子を見守る。ガルーゼUは口からミサイルを連続発射した。
それをザビロンは飛行してかわした。しかし、その一瞬のスキをついてガルーゼUの
角がザビロンの肩を刺す。ミサイル攻撃は罠だったのだ。さらに地面に降りたところに
ガルーゼUのカマの一撃が胸を切り裂く。

「がはぁっ!!」
「おじさん!」
紗奈が悲鳴をあげる。再び目を背けるみるちーとゆかだった。京介が飛び出そうと
するのをちよが必死に制する。ザビロンから大量の赤い血が吹き出す。

「この!!」
神楽達は上空から攻撃を仕掛けようとするが、ガルーゼUのミサイルと角からの
光線により近づく事が出来ない。そこでジャスティスがその体を起こして立ち上がった。

「ジャスティス。大丈夫なのかあんな状態で」
「大丈夫だってきっと」
不安そうな暦に対して、智はそういいきった。その顔はジャスティスが負ける
とは微塵も思っていない。

457 :怪獣に育てられた少女 :2004/12/25(土) 02:27 ID:???
「せあっ!」
ジャスティスが起き上がったのを見て、ガルーゼUはザビロンを投げ捨てる。
それと同時にジャスティスのストレートが顔面をとらえた。後ずさりするガルーゼU。
ガルーゼUは口からのミサイルで攻撃してくるが、ジャスティスはそれをくらって
もものともせず前進していく。そして強烈なアッパーカットを顎にくらわせて
ガルーゼUをよろめかせる。

「歩・・・・・・・」
榊はポツリと呟いた。

「やあっ!!」
至近距離で変型した角から光線が発射されたが、ジャスティスはジャンプして
後ろに回りこむ。そこにカマの一撃が来るが、それを掴み、逆に肘の一撃でカマを吹き飛ばした。
そして上段回し蹴りで角も破壊した。
そしてもう一度上段蹴りをくらわせてガルーゼUを地面に倒す。

「だあああああああ!デュアッ!!」
ジャスティスは必殺技であるダグリューム光線を発射する。くらったガルーゼUは爆発四散する。

「やった!ジャスティスの勝利だ!!」
直後にザビロンも人間の姿になった。

「おじさん!!」
榊から離れて紗奈は東雲に駆け寄る。

「大丈夫、生きてる」
榊からその言葉を聞いた紗奈はパっと明るくなる。

「うっ、ぐふっ」
ダメージが深い為か、ジャスティスもその場で変身を解いた。歩に戻った後だが、
背中へのダメージは残っていなかった。しかし満身創痍である事には変わりはない。
倒れそうになる歩をしっかり榊が支えた。

「しっかり、歩!」
「大阪さん、大丈夫ですか!?」
心配そうにちよが駆け寄ってくる。

「だ、大丈夫やあたしは。それよりあの人は?」
と、東雲の方を見やる。

「大阪、無事だったか」
ほっとする神楽。歩の機体はガルーゼUのミサイル攻撃の祭に被弾して不時着している。

「何かひっかかるんだよな、大阪の行動」
「何言ってんだよみ。大阪が変な行動するのはいつもの事だろ」
暦は何かを疑問に思ったらしくそんな発言をするが、智に
からかわれてしまってそれ以上考えようとするのをやめてしまった。

458 :怪獣に育てられた少女 :2004/12/25(土) 02:29 ID:???
「どうやら私は助かったようだな」
切りつけられた部分を押さえながら東雲は起き上がる。

「すぐに怪我の手当てを・・・・・」
「いや、その必要はない。じきに回復する。それよりも・・・・・」
ちよにそう答えた後、東雲は紗奈に向き直る。

「さようならだ、紗奈」
「え?」
突然切り出された別れの言葉に紗奈は息を飲んだ。

「どうして!?」
「おじさんはもう行かなくてはならないんだ。いつまでもこの地球にはいられないんだ」
「怪獣に変身したからですか?」
「でもそれはジャスティスを助ける為に・・・・・」
それに対してみるちーとゆかが反論する。しかし東雲は首を横に振った。

「今回の事ばかりが原因ではないんだ。前からわしは去ろうと決めておった。
このまま地球にい続ければいつか必ず迷惑をかける事になるだろう。私の為に
地球の人間に迷惑をかける事はしたくない」
「それならあたしも連れてって!一人ぼっちは嫌!」
「そういうものではない。それに紗奈ちゃんは一人ぼっちではないよ、ほら」
そうしてみるちー、ゆか、京介の三人を指した。その後に榊、ちよ、歩の三人も。

「そうね、歳は違うけど私達友達よ!」
「ちよちゃんや他の人達みたいに、私とゆかと京介君みたいにね」
ニッコリ微笑んでみるちーとゆかは言った。

「そういう事だ。さてもう行くよ。ありがとう紗奈ちゃん。君のおかげでおじさんは
とても楽しい日々を送れた」
「それは紗奈だってそうだよ。淋しかったあたしを励まして、楽しくさせてくれたのは
おじさんだもん!だから行くなんて言わないで!さみしいよ!」
しかし、紗奈の必死な呼びかけも東雲は少し困った顔で首を横に振る。
すると彼の体を白い霧のようなものが包む。それに包まれる瞬間、歩は彼からテレパシーを送られた。

(君がジャスティスだったのか。これからも応援しているぞ)
そう言って光となり、彼は消えていった。

(うん、ようわからんけど頑張るで)
歩も心の声で答えた。

459 :怪獣に育てられた少女 :2004/12/25(土) 02:30 ID:???
「おじさん・・・・・・どうして行っちゃったの?」
紗奈はとても寂しさのあまり、泣き出してしまった。そんな時、ザビロンが
去った雲の彼方から何かが落ちてきた。紗奈はそれを手にする。

「何が落ちてきたの?」
「わぁ、綺麗」
みるちーとゆかが後ろから覗き込む。それはキラキラ輝く小さな白い結晶だった。

「きっとおじさんからのプレゼントじゃねーの」
何気なく言った京介の一言に紗奈は目を輝かせた。

「ありがとう!おじさん!紗奈、大切にする」
ぎゅっとその結晶を握り締める紗奈。そこに戦闘機に乗ってきた三人が降りてくる。

「おーい、みんな何やってんだ」
「あっ、ちよすけの友達じゃん!それにキョロみたいな奴もいる」
智は目ざとくみるちー、ゆか、京介を見つけて指差した。

「あっ!」
神楽は思わず声に出した。紗奈を見たからだ。
それは神楽が初めて怪獣と戦う事を決意させるに至った少女だったからである。
その後の安否が不明だったので、時折その事を思い出しては悩んでいたものだ。

「そうか、無事だったかぁ!良かったよぉ!」
神楽は思わず紗奈に抱きついてしまった。

「い、痛い!痛いよお姉ちゃん!」
「あ、わりぃわりぃ!つい嬉しくってな、へへ」
鼻に手を当てながら神楽は笑った。その顔は今までにない程柔和なものとなっている。
そんな神楽を紗奈は不思議そうに見ている。

460 :怪獣に育てられた少女 :2004/12/25(土) 02:32 ID:???
「良かったら私の実家に引き取ってもらいましょうか?」
「俺の方も聞いてみるよ」
ちよと京介はどちらで紗奈を引き取るか話し合っていた。

「もし、良かったら私の家に来ないか?」
と、そこに神楽が割り込んできた。一遍に言われて紗奈は当惑している。

「今すぐ決める事はないよ。ゆっくり決めればいいと思う」
榊は穏やかな笑みを浮かべて紗奈に言った。それを聞いて紗奈も少し安心したようだった。

「それにしてもちよちゃんかっこよかったよ」
「うん、私もだよ」
「な、何だか照れちゃうなぁ、そういう風に言われると・・・・・・」
みるちーとゆかに褒められて、ちよは顔を赤く染めた。照れ笑いを浮かべていた。

「おわったね!あれ?松岸総司令は?」
「そういえばいつの間にかいなくなってるね」
二人の背後からいつの間にか松岸はいなくなっていた。最も見られていたら、
大きくあくびをしたかおりんは怒られていただろうが・・・・・・・

「じゃあかおりんと千尋も誘ってこの子の歓迎会でもするか!」
「この子に新しい友達が出来た事を祝ってやな〜行こうか、紗奈ちゃん」
歩の言う新しい友達とはもちろん自分達の事である。

「うん!」
元気よく返事して紗奈はみんなについていく。彼女の行く先に幸あれ・・・・・・ 
第43話 終  第44話へ続く

461 :ケンドロス ◆KPax0bwpYU :2004/12/25(土) 02:58 ID:???
次 回 予 告
綾瀬あさぎが遭遇した一つの出来事。
それはこの地球に怪我した異星人とであった事である。

「私らしくないかな?」
そう思いつつも彼女はこの異星人を招き入れる事になった。
異星人と地球人との交流が行われる事となる。
だが、事態は思いもよらぬ方向へと向かっていく。

「あんた自分のしている事が分ってるのかい?」
「俺はもう命令に従う事は出来ない!」

次回 ウルトラマンジャスティス
第44話 「星空からの・・・・・・・」
あさぎにとってそれは何をもたらすのか?

462 :ケンドロス ◆KPax0bwpYU :2004/12/25(土) 03:00 ID:???
みるちーとゆかをメインにしようかと思いましたが、今回の話では
無理でした。さて次回はあさぎがメインになると思われます。
風香やよつば、恵那、みうらはこれまでにも重要な役割として出てきましたが、
あさぎだけはそれがなかったので今回が初となります。
では。

463 :機動戦艦 ◆8sK37ClXZI :2004/12/25(土) 16:49 ID:???
>462
乙!ところで紗奈は誰に引き取られたのですか?

464 :国防委員長@モバイル ◆pvbJR/dr/c :2004/12/25(土) 17:18 ID:???
>>462
新作ご苦労様です。
>>463
新作期待しています。

465 :ケンドロス ◆KPax0bwpYU :2004/12/25(土) 23:40 ID:???
>>463
この時点では決められなかったので次回以降に持ち越しました。
多分次回か、その次の回で決まってると思います。

466 :機動戦艦 ◆8sK37ClXZI :2004/12/26(日) 09:09 ID:???
>464
ご期待に添えれるか分かりませんが、やってみます。
>465
次回、期待しています。

467 :(。-∋眠)<.。oO(眠い名有り) ◆4sS6D/pkQc :2004/12/28(火) 22:55 ID:???
>>462
おつ。。がんばってください。。

>>447
新人、新作キタァ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
じゃ、ちょっとだけ。
少しずつうpるのもいいですが、もう少し量を書いてからうpするといいです。
量は、場面で区切るのがいいですかね。映像化した場合「ここでCM」って感じで。
少なすぎず、多すぎず、読者が一番手ごろだと思うのが良いと思います。


はぁ……
普通なら気にならなかったけど、SS読むのって受験時に読むとかなり時間を食ってるようなきがする……

468 :名無しさんちゃうねん :2004/12/29(水) 00:41 ID:???
すーぱーさげ

469 :名無しさんちゃうねん :2004/12/29(水) 00:41 ID:???
1

470 :名無しさんちゃうねん :2004/12/29(水) 00:41 ID:???
2

471 :名無しさんちゃうねん :2004/12/30(木) 13:25 ID:???
もういっちょ

472 :名無しさんちゃうねん :2004/12/30(木) 13:28 ID:???
>>468-471
なにがしたいんだ?
まあいいsupersageっと

473 :名無しさんちゃうねん :2004/12/30(木) 13:32 ID:???
上がってるじゃん・・。

474 :名無しさんちゃうねん :2004/12/30(木) 14:03 ID:???
>>473
supersageはすべて半角小文字でないと下がりませんよ?
あなたのsは全角小文字がだったからageになったんです。

475 :名無しさんちゃうねん :2004/12/30(木) 14:12 ID:???
naru

476 :名無しさんちゃうねん :2004/12/30(木) 14:12 ID:???
sage

477 :国防委員長@モバイル ◆pvbJR/dr/c :2004/12/30(木) 14:20 ID:???
SS書きのみなさま、よいお年を。
年あけには新作を完成させたいと思います。

478 :(。-∋眠)<.。oO(眠い名有り) ◆4sS6D/pkQc :2004/12/30(木) 17:27 ID:???
>>477
年暮れには、全作品投下すると思います。。

479 :名無しさんちゃうねん :2004/12/30(木) 19:54 ID:???
下がれ。

480 :名無しさんちゃうねん :2004/12/30(木) 19:55 ID:???
下がれ

481 :名無しさんちゃうねん :2004/12/30(木) 21:29 ID:???
さげるの?協力するよ。

482 :名無しさんちゃうねん :2004/12/30(木) 21:52 ID:???
協力さげ

483 :バッタ ◆DAcMJKwFC2 :2005/01/07(金) 23:50 ID:???
「すまん神楽、今行く」
私達は急ぎ足でカラオケボックスに向かった。

「最初はだれが歌いますか?」
私は立ち上がり手をあげた。
「じゃあ私がいくぜー」
「おぉ!ともがいくか」

みんな一通り歌い終わり、私達はカラオケボックスを後にした。
「次はどこに行くんだ」
「つぎはですねぇ…」

楽しい時間はあっという間に過ぎていき、最後に駅に向かった。
「はー今日は楽しかった」
「本当、たのしかったですねぇ」
大阪は一歩後ろに下がり、私達の方に向かっておじぎをした。
「今日は皆ありがとな、私は大阪にいっても皆のこと忘れへんで」
すると急にちよちゃんの瞳から涙がこぼれた。
「お、大阪さん…もう会えないんですね」
「あかんやんちよちゃん、今日は泣かんとこって決めたやん、私も泣いてまうやん」
大阪が泣き出すと糸が切れたように、皆がいっせいに泣き出した。
もちろん私も泣いてしまった。
「皆泣かんといて、私は皆の笑ってる顔が見ていたいんや」
大阪が涙を流しながらゆっくりと語り始めた。
「私は皆と笑ってられる時間が大好きやったんや、でももうその時間もこれで最後やと思うと、私は本当はいきたくなかったんや、でもやっぱりおとうちゃんの都合もあるし行くことになったんや、だから今のこの時が最後やから笑っていてほしいんや」
大阪は語り終わるころには皆は泣き止んだ、いや泣き止んだというよりは涙を必死にこらえているようだった。
私も必死に涙をこらえていた。
「大阪さん、さようなら」
ちよちゃんが笑いながら言った。
「じゃあな大阪、手紙書けよ!」
私と神楽が声を合わせて言った。
「向こうでなんかあったら相談しろよ」
よみは少し照れながら言った。
「じゃあ、元気でね…」
榊はいつもと変わらぬ、もの静かな口調で言った
「やっぱり、皆は笑ってる顔が一番やな」
そう言うと大阪は、ゆっくりと電車に乗り込んでいった。
私は一歩前にでて大阪に言った。
「また、会えるよね」
しかし大阪は何も言わないで、ただ微笑んでるだけだった。
電車のドアがゆっくり閉まっていく。
そして大阪を乗せた電車は動き出した。
私達は何も言わず、ただ電車に向かって手をひたすら振っていた。



ちょっと新年忙しくて続きが遅れました。

484 :バッタ ◆DAcMJKwFC2 :2005/01/08(土) 00:15 ID:???
その後1年経ち、私達は卒業した。
しかし、卒業生の名前の中には大阪の名前はなかった。
皆が別々の大学へ行き、それぞれの生活を送っていた。

そして大学2年生となった。
しかし大阪からはいまだ手紙どころか連絡すらない。
すると急に電話が鳴りだし、私は受話器を取った。
「と、智ちゃんですか、ちよです」
「おーちよちゃん久しぶり、なんか用?」
「あ、あの今すぐ私のうちに集まってください」
「へ?」
「いいから集まって」
そう言うと電話は切れてしまった。
私がちよちゃんの家に着くと、そこにはあの懐かしい面々がそろっていた。
「おぉとも!久しぶりだな」
「で、なんで皆を集めたんだ?」
すると急にちよちゃんが泣き出した。
「それが…大阪さんが、倒れたそうです」
「え?」
皆はあっけに取られたような顔をして、状況を理解していなかった。
「今病院にいて、ずっとうなされながら私達の名前を呼んでいるって、だから今から行きましょう!」
いまだに状況を理解できぬまま、私達は新幹線に乗り大阪へと向かった。

駅で降りると、大阪の父と母がいた。
「病院に行きますので乗ってください」
「はい!ありがとうございます」
私達は病院に着き、大阪の病室へと向かった。
病室の前には医師がたっていて、静かに扉を開き私達を中に入れてくれた。
「大阪の病状はどうなんだよ先生!」
「それがこの子は体中がガンにおかされていて、たぶん助かる見込みはない…」
それを聞いた瞬間、私はその場に崩れこんだ。

485 :バッタ ◆DAcMJKwFC2 :2005/01/08(土) 00:34 ID:???
「じゃあ大阪はこのまま死んじまうのか?」
医師はゆっくりとうなずいた。
大阪は死んだように眠っている。
心拍系は今にも止まりそうな大阪の心臓の鼓動を刻んでいた。
皆の目からは大粒の涙が何粒もこぼれ落ちていた。
しかし私はそれをこらえて大阪の眠るベットにむかって歩き出し耳元で叫んだ。
「大阪ぁ〜、死ぬなよ!」
すると大阪は目を開いた。
「あ、智ちゃん久しぶり〜」
「お、大阪!」
「なんで皆泣いとるのん〜?」
大阪が今にも消えてしまいそうな声を振り絞り言った。
「なんで死んじまうんだよ、なんでおまえは笑ってられるんだよ」
「なんでなんだよ…」
私はこらえていた涙を、ついにこぼしてしまった。
「ピーーーーーーーー」
ついにリズムを刻んでいた心拍計が止まってしまった。
「大阪ぁ」
「ごめんな大阪、最後まで笑っているって約束したのに、ごめんな…」
しかし苦しんで死んでいったはずの大阪の顔は微笑んでいたように見えた。
「大阪さん、最後まで笑っていましたね」
とちよちゃんが言う。
「大阪にこんな顔みせられないよな」
神楽はそう言うと涙をぬぐった。
「じゃあな大阪」
私がそう言い、病室を去ろうと後ろを振り向くと、私達以上に号泣している大阪の父と母がいた。
大阪の父はこちらに向かって、一枚の茶封筒を差し出した。
「これを…」

486 :バッタ ◆DAcMJKwFC2 :2005/01/08(土) 00:58 ID:???
それを私が受け取って見てみる
すると封筒には「智ちゃん達へ」とかいてあった。
「これは?」
「娘が渡したいと言ってました」
「ともちゃん、開けてください」
私は茶封筒の封をあけて中に入ってる紙を取り出した。
「これは、写真?」
「私達だな」
その写真は皆でとった写真だ。
「あの子、毎日この写真を見てました」
その写真の裏には「私の大好きな皆」と書いてあった。
「大阪ぁ」
私はまた涙がこぼれ落ちそうになったが、なんとかこらえた。

大阪、私は笑って生きていくよ
お前との約束を守るために
だから、天国にいるお前も笑っていてくれよ
私はお前が最後に見せた笑顔を忘れない

大好き。

〜Fin〜



ふーやっと終わった。

487 :名無しさんちゃうねん :2005/01/08(土) 14:06 ID:???
乙彼様弟子多!
ところで批評とか希望します?

488 :◆88wwe/zzZ6 :2005/01/08(土) 14:10 ID:???
よくやった!>飛蝗殿

489 :バッタ ◆DAcMJKwFC2 :2005/01/08(土) 18:57 ID:???
>>487 批評ですか?どんどんお願いします

>>488 ありがとうございます

490 :(。-∋眠)<.。oO(眠い名有り) ◆4sS6D/pkQc :2005/01/08(土) 20:49 ID:???
>>489
おお!いい感じじゃないですか!
じゃ、批判を。
ストーリーとしては、
大阪が死ぬシーン。いまいち智の感情というのが少なすぎると思います。
テンポが良いのはいいのですが、そこのテンポが良すぎます。もうちょっとねばらせるべきです。
最後の大阪への呼びかけのシーン、すごく上手です。
大阪への重いがとてもよく伝わります。
文法的には
やはり>>446でいわれてる通り「〜た」「〜だ」が多いですね。意識して、3〜4割くらいを現在形にすることをお勧めします。
で、最後に「。」が付いていない文が数ヶ所あります。
これはどっちでもいいのですが、伸ばし棒は「ーーーーー」よりも「―――――」とかにしたほうが良いでしょう。
あと、コメントとSS本体は分けたほうがいいでしょう。

ぶっちゃけて言うと、読者にとっては注意深く読めば読むほど、いいところは見つからず、悪いところが見つかるものです。
そこら辺がSS書きの悲しい定ですが、がんばってください。

で、これは保存しておきましょうね。
一年後くらいに見返してみてください。拷問です(w
ま、それだけ成長するってことですよ。書いていれば。

……って、あんた、発表スレにもうpってるでしょ。
欲張りはよくないなぁ……

少々辛口でコメントさせていただきました。

491 :バッタ ◆DAcMJKwFC2 :2005/01/08(土) 21:03 ID:???
>>490とても参考になります。
まだまだ自分の未熟さを痛感しました。
>……って、あんた、発表スレにもうpってるでしょ。 欲張りはよくないなぁ……
言い訳みたいで悪いんですけど、いろんな人の意見も聞いてみたいな…とすいませんでした。

492 :406 :2005/01/09(日) 08:45 ID:???
>言い訳みたいで悪いんですけど、いろんな人の意見も聞いてみたいな…とすいませんでした。

これはマルチポストと言って、ネット上で最も嫌われる行為の一つです。気をつけてください。
まあ、「SSを発表するスレ」の最初の目的は「なんでもいいからSSを発表すること」であり、
一度発表した作品の再発表も認められていたのですが。(現在はルールが変わった、とみなすべきでしょう)

493 :名無しさんちゃうねん :2005/01/09(日) 08:46 ID:???
名前欄間違えました

494 :バッタ ◆DAcMJKwFC2 :2005/01/09(日) 13:01 ID:???
ま、マルチポスト?
気をつけます。

495 :ケンドロス ◆KPax0bwpYU :2005/01/10(月) 02:16 ID:???
お疲れさまでした。
智がとてもかっこよく見えました。
ただ、病気(ガン)が出てきたのが少し唐突に感じられました。少し伏線
みたいなのを入れてもよかったと思います。
後はもう少し改行した方がいいです。

次回作も期待してます。では

496 :「星空の・・・・・・」 :2005/01/10(月) 22:46 ID:???
ウルトラマンジャスティス
第44話 「星空の・・・・・・」
宇宙鉱石怪獣 ドレンゲラン 登場

それはウルトラマンジャスティスがガルーゼUを倒し、ザビロンが宇宙の旅に
出た夜に起こった。
とある宇宙で流星が地球に向かって落下していたのだった。
同じ頃、一台の車が走っていた。その中に乗っていたのは二人の女性だった。
一人は茶髪のロングヘアーで、もう一人は短く髪を切り揃えている。ちなみにこちらは黒髪である。
名を綾瀬あさぎ、虎子という。
そこで彼女達は落下する流星を発見する。それは地上に落ちて爆発した。

「何か凄い音したな」
たばこをふかしながら虎子は呟いた。

「ちょっと行ってみようよ」
あさぎのその一言で落下した付近にまで車を走らせる事となった。幸か不幸か
落下した場所に民家等はなく、人的被害はなかった。
近づいてみるとそこには一人の人間が倒れていた。地球人に見えるが、
地球人でないのは確かだ。彼の体にはあちこち傷があった。
真っ黒な服に身を包んでいる。髪は血のように真っ赤だ。

「宇宙人?」
「まあ地球人じゃないよな」
あさぎの呟きに虎子は少し声のトーンをあげて言った。普段クールな虎子も
さすがに目の前で異星人と遭遇するとは思っていなかったので、驚きを隠せない。
反対にあさぎは妙に落ち着いていた。

「死んでるのかしら?」
「うぐ・・・・・・・」
しかし、予想に反して彼の体は動いた。しかしすぐにまた気を失った。

「どうする宇宙人?」
「とりあえず家に連れてくわ」
「本気で?」
「うん、本気」
あさぎはそう言って困惑気味の虎子を尻目にその宇宙人を担ぎ上げた。
しかし一人では無理があるらしくバランスを崩した。

「見てないで手伝ってよ!」
「しょうがないな」
渋々虎子もこの宇宙人を車に乗せる事になった。そして家へと車を走らせる。

497 :「星空の・・・・・・」 :2005/01/10(月) 22:48 ID:???
「私らしくないかな?」
車の中であさぎはそう一人ごちた。後部座席には異星人が乗っている。

「どうだかね」
虎子は興味なさそうに車を走らす。そして車は綾瀬家へと到着したのだった。
それから数時間立って、日付が変わり朝となった。

「う・・・・・・・」
そして彼は目を覚ました。あたりを見回し、一人の少女と目が合った。
利発そうな顔をした少女だった。

「あっ、目を覚ましたよ、あさぎお姉ちゃん」
彼を今見ていたのは綾瀬家の三女綾瀬恵那だった。彼女はあさぎを呼びに部屋を出た。
彼は自分の体に包帯が巻かれている事に気づいた。そしてあさぎが部屋に入ってきた。

「やっと気がついたわね。どう?体の具合は?」
「これは・・・・・・君がやってくれたのか?それにここは?」
巻かれた包帯を指して、彼は尋ねた。

「それをやったのは私だけじゃないけどね。あとここは地球よ」
「地球・・・・・・」
「色々と聞きたい事はあるけれど、とりあえず一緒に朝ご飯食べない?
ちょうど今出来たとこだし」
あさぎにそういわれて彼は少し迷ったが、結局ご好意にあずかることにした。
途中でボブカットの髪型をした妹の風香とも合流した。風香はあさぎに耳打ちする。

(大丈夫なの、お姉ちゃん?)
(何が?)
(あの人を家に入れたりして。凶悪な侵略者だったりとかしない?)
(それはないんじゃない。風香は心配しすぎだって。それよりあんた
その寝癖直した方がいんじゃない?)
(え?あっ、ちょっとお姉ちゃん、そういう事は先に言ってよ!)

いつもなら気にしない風香だが、さすがに宇宙人とはいえ初対面の相手が
目の前にいるからか慌てて洗面所へと走り出した。彼は勝手が分らず戸惑っているようだ。
下に下りると両親も集まっており、あさぎと風香が座ると「いただきます」を
言って朝食を食べる事となった。今日はパンが朝食のようだ。
他にはコーヒーも置いてあった。

「別に遠慮しなくていいわ、あなたも食べるといいわ」
彼がどうしていいかわからずにいると母親の方はとくに表情を変えずに言った。
そして彼の分のパンも焼いて目の前に置くのだった。

498 :「星空の・・・・・・」 :2005/01/10(月) 22:50 ID:???
「どうもありがとう」
ぎこちなく彼はお礼を言った。そして寝癖を直した風香がイスに座り、パンを食べ始めた。
寝癖を見られた為か気まずいものがあった。

「そう、別に誰も怒らないから大丈夫だよ」
父親が笑顔で言った。優しそうな感じのする顔だと思った。
朝だからと言ってしまえばそれまでだが、彼を除く全員が寝巻き姿だった。

「そういえばまだお互いまだ名前を名乗ってなかったわね。私は綾瀬あさぎ」
「綾瀬風香です」
「綾瀬恵那です」
朝食を済ませた後、綾瀬家の人々はこの宇宙人にそれぞれ自己紹介をする。

「僕は惑星モタビアからやってきたザナックだ」
彼はそう名乗った。

「ザナックさんね」
あさぎは彼の名前を口に出した。

「あの、ザナックさんはどうしてこの地球に?」
いきなりストレートに恵那は皆が疑問に思っていた事を口にした。
しかし、彼は俯いてしまった。

「あ、ごめんなさい。言いたいくない事もあるのに私ったら」
「いやこっちこそごめん。後で話すよ」
恵那はあっと手で口をおさえた。ザナックも申し訳なさそうに言った。

「ところでこれからどうするつもりなの?」
「迷惑をかける訳にはいかない。食事をさせてくれた事には感謝する」
「ここを出ていくんですか?」
風香の問いにこくりとザナックは頷く。

「その怪我ではまだ動くのはきついだろう。その怪我が治るまでうちで
安静にしていた方がいい」
「心配しなくてもうちは宇宙人だからといってむげに追い出したりする人間は
いないわ」
今にも出ようとするザナックを父親と母親が制す。確かに彼はまだ動くのが
きついらしくふらふらしている。

「でも人が楽しみにしていたケーキを食べたりしたら話は別だけど」
「まだ根に持ってんの」
母のぼやきにあさぎは呆れ顔になった。ザナックが倒れそうになるのをあさぎは支えた。

499 :「星空の・・・・・・」 :2005/01/10(月) 22:54 ID:???
「とにかくまだ安静にしてなきゃだめだって。風香、恵那。運ぶの手伝って」
「すまない。そうさせてもらう」
ザナックは結局綾瀬家の人々の意見に従う事にした。風香と恵那も手伝い、あさぎの部屋へと運ぶ。

「ジャンボさんがこの光景を見たら倒れそうだね」
「うん」
恵那と風香は小声でそんな事を話し合っていた。そしてそれはその通りになってしまう。
昼過ぎ頃にその話を聞きつけたお隣さんがやってきた。
緑色の髪を後ろで四つに止めた幼い少女と(前回登場した堀江紗奈と同じくらいと思われる)、
その保護者と思われる特にこれといった特徴のない青年、そして大柄な体格の男性の三人組である。
このうちの大柄な男は隣の家のものではなく青年の友人である。

「きたぞー!うちゅーじんどこだ〜」
元気のいい声をあげて少女が上がりこむ。少女の名前は小岩井よつば。以前に
歩や榊が落ち込んだ時にその持ち前の明るさで立ち直らせる事に貢献している。

「こ、この宇宙人め!あさぎさんから離れやがれ!!」
あさぎたちがザナックを支えてるのを見た大柄な男は飛びかかろうとした。
なお、風香や恵那は視界に入っていない。名を竹田隆、その2メートルを越す
身長からジャンボと呼ばれていたりもする。

「落ち着けって!そいつ悪い宇宙人じゃないって聞いただろ!」
慌ててもう一人の男が止める。よつばを拾って育てている小岩井である。
ジャンボが暴れた理由は彼があさぎに気があるからでもある。あさぎに手を
貸してもらっているザナックの存在が面白くないのだろう。

「へーこのにーちゃんが宇宙人なんだ。あんまり私達と見た目変わんないね」
この騒ぎの最中にさらにもう一人客人が現れた。恵那と同い年でボーイッシュな
外見をした少女早坂みうらという。以前にやはり恵那やよつばと共に榊を立ち直らせる
きっかけを作った一人である。
みうらはもっと怪獣みたいな姿をしているものと思ったらしく、人間とほとんど
変わらないザナックを見て少しがっかりしていた。

「あさぎお姉さまの彼氏が宇宙人というのは本当でして!?」
ジャンボの騒ぎがひと段落して少し後に、今度は5人の女性が虎子を伴って現れた。
声を発したのはワンレングスの髪に切れ長の瞳をした女性だった。
彼女は平井百合子でウルトラマンシェイドでもある。

500 :「星空の・・・・・・」 :2005/01/10(月) 22:56 ID:???
「金髪に捕まってしまった」
と、虎子は何だか疲れた表情をして言った。彼女以外にはみうらと同じ様に
ショートカットで5人の中では一番小柄な相田京子、縦ロールの髪にいかにも
お嬢様風の格好をした三千院静、金髪のストレートのセミロングで長身の赤羽咲月、
ポニーテールの少女青森七瀬である。

「あっ、先輩達、それに七瀬も」
彼女達は風香の高校の先輩後輩の間柄である。七瀬を除けば全員風香より
ひとつ年が上なのである。

「百合子ちゃん、全然違うわよ。誰から聞いたの?それにそのお姉さまってやめて」
突拍子のない事を言う百合子にあさぎはダラ汗をかいた。ザナックも目をパチクリさせている。
そして百合子はジャンボの方に目を細めて視線を移した。

「な、何だ!?俺がそんな事を言ったんじゃねーだろ!」
「言ってましたわ」
「私もそう聞いたわ」
「何だよでたらめ教えんなよな、ジャンボ」
「ちょっと保存しよう」
七瀬に携帯で写真をとられてザナックはびくりと体を動かした。

「だまれ、小童どもが!」
キレだすジャンボ。そんなジャンボを冷たい目で見るみうら。

「あんたは相変わらずだな」
「ところであさぎさん」
「あさぎでいいわよ」
珍しくザナックの方から話しかけてきた。

「あの子とあの子は男の子?女の子?」
京子とみうらを指差して言った。

「私は女だ(よ)!失礼だな(ね)!!」
同時に怒鳴る京子とみうら。カチーンと来たらしい。

「感じ悪いよな〜あいつ」
「本当よね、失礼しちゃうわ!!」
みうらと京子は意気投合している。ジャンボは大笑いしている。

「がははははは、やっぱみんなそう思うよな〜」
「笑いすぎですわよ」
釘をさす静。

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