世の中のすべての萌えるを。

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スレッドが大きすぎます。残念ながらこれ以上は書き込めません。

【あずまんが】SS書きの控え室5

1 :◆.B5vIcoKkk :2004/07/29(木) 06:25 ID:???
 ストーリーの構成、キャラの造り方、言葉の使い方など、あずまんがのSSや
小ネタを作成する上で困ったことや、悩んでいること、工夫していること等を話し合う
スレです。
 また〜り楽しんでいただければ幸いです。
 ここで新作をUPすることも可です。

★主な注意事項
1. sage進行でお願いします。
2. 対象範囲は「あずまんが大王」及び、連載中の「よつばと」とします。
3. 他人の作品を善意であっても批評しないでください。(自分の悪いところを
教えてくださいというのは可です。)
※その他の注意事項は、>>2以降で記載します。

496 :「星空の・・・・・・」 :2005/01/10(月) 22:46 ID:???
ウルトラマンジャスティス
第44話 「星空の・・・・・・」
宇宙鉱石怪獣 ドレンゲラン 登場

それはウルトラマンジャスティスがガルーゼUを倒し、ザビロンが宇宙の旅に
出た夜に起こった。
とある宇宙で流星が地球に向かって落下していたのだった。
同じ頃、一台の車が走っていた。その中に乗っていたのは二人の女性だった。
一人は茶髪のロングヘアーで、もう一人は短く髪を切り揃えている。ちなみにこちらは黒髪である。
名を綾瀬あさぎ、虎子という。
そこで彼女達は落下する流星を発見する。それは地上に落ちて爆発した。

「何か凄い音したな」
たばこをふかしながら虎子は呟いた。

「ちょっと行ってみようよ」
あさぎのその一言で落下した付近にまで車を走らせる事となった。幸か不幸か
落下した場所に民家等はなく、人的被害はなかった。
近づいてみるとそこには一人の人間が倒れていた。地球人に見えるが、
地球人でないのは確かだ。彼の体にはあちこち傷があった。
真っ黒な服に身を包んでいる。髪は血のように真っ赤だ。

「宇宙人?」
「まあ地球人じゃないよな」
あさぎの呟きに虎子は少し声のトーンをあげて言った。普段クールな虎子も
さすがに目の前で異星人と遭遇するとは思っていなかったので、驚きを隠せない。
反対にあさぎは妙に落ち着いていた。

「死んでるのかしら?」
「うぐ・・・・・・・」
しかし、予想に反して彼の体は動いた。しかしすぐにまた気を失った。

「どうする宇宙人?」
「とりあえず家に連れてくわ」
「本気で?」
「うん、本気」
あさぎはそう言って困惑気味の虎子を尻目にその宇宙人を担ぎ上げた。
しかし一人では無理があるらしくバランスを崩した。

「見てないで手伝ってよ!」
「しょうがないな」
渋々虎子もこの宇宙人を車に乗せる事になった。そして家へと車を走らせる。

497 :「星空の・・・・・・」 :2005/01/10(月) 22:48 ID:???
「私らしくないかな?」
車の中であさぎはそう一人ごちた。後部座席には異星人が乗っている。

「どうだかね」
虎子は興味なさそうに車を走らす。そして車は綾瀬家へと到着したのだった。
それから数時間立って、日付が変わり朝となった。

「う・・・・・・・」
そして彼は目を覚ました。あたりを見回し、一人の少女と目が合った。
利発そうな顔をした少女だった。

「あっ、目を覚ましたよ、あさぎお姉ちゃん」
彼を今見ていたのは綾瀬家の三女綾瀬恵那だった。彼女はあさぎを呼びに部屋を出た。
彼は自分の体に包帯が巻かれている事に気づいた。そしてあさぎが部屋に入ってきた。

「やっと気がついたわね。どう?体の具合は?」
「これは・・・・・・君がやってくれたのか?それにここは?」
巻かれた包帯を指して、彼は尋ねた。

「それをやったのは私だけじゃないけどね。あとここは地球よ」
「地球・・・・・・」
「色々と聞きたい事はあるけれど、とりあえず一緒に朝ご飯食べない?
ちょうど今出来たとこだし」
あさぎにそういわれて彼は少し迷ったが、結局ご好意にあずかることにした。
途中でボブカットの髪型をした妹の風香とも合流した。風香はあさぎに耳打ちする。

(大丈夫なの、お姉ちゃん?)
(何が?)
(あの人を家に入れたりして。凶悪な侵略者だったりとかしない?)
(それはないんじゃない。風香は心配しすぎだって。それよりあんた
その寝癖直した方がいんじゃない?)
(え?あっ、ちょっとお姉ちゃん、そういう事は先に言ってよ!)

いつもなら気にしない風香だが、さすがに宇宙人とはいえ初対面の相手が
目の前にいるからか慌てて洗面所へと走り出した。彼は勝手が分らず戸惑っているようだ。
下に下りると両親も集まっており、あさぎと風香が座ると「いただきます」を
言って朝食を食べる事となった。今日はパンが朝食のようだ。
他にはコーヒーも置いてあった。

「別に遠慮しなくていいわ、あなたも食べるといいわ」
彼がどうしていいかわからずにいると母親の方はとくに表情を変えずに言った。
そして彼の分のパンも焼いて目の前に置くのだった。

498 :「星空の・・・・・・」 :2005/01/10(月) 22:50 ID:???
「どうもありがとう」
ぎこちなく彼はお礼を言った。そして寝癖を直した風香がイスに座り、パンを食べ始めた。
寝癖を見られた為か気まずいものがあった。

「そう、別に誰も怒らないから大丈夫だよ」
父親が笑顔で言った。優しそうな感じのする顔だと思った。
朝だからと言ってしまえばそれまでだが、彼を除く全員が寝巻き姿だった。

「そういえばまだお互いまだ名前を名乗ってなかったわね。私は綾瀬あさぎ」
「綾瀬風香です」
「綾瀬恵那です」
朝食を済ませた後、綾瀬家の人々はこの宇宙人にそれぞれ自己紹介をする。

「僕は惑星モタビアからやってきたザナックだ」
彼はそう名乗った。

「ザナックさんね」
あさぎは彼の名前を口に出した。

「あの、ザナックさんはどうしてこの地球に?」
いきなりストレートに恵那は皆が疑問に思っていた事を口にした。
しかし、彼は俯いてしまった。

「あ、ごめんなさい。言いたいくない事もあるのに私ったら」
「いやこっちこそごめん。後で話すよ」
恵那はあっと手で口をおさえた。ザナックも申し訳なさそうに言った。

「ところでこれからどうするつもりなの?」
「迷惑をかける訳にはいかない。食事をさせてくれた事には感謝する」
「ここを出ていくんですか?」
風香の問いにこくりとザナックは頷く。

「その怪我ではまだ動くのはきついだろう。その怪我が治るまでうちで
安静にしていた方がいい」
「心配しなくてもうちは宇宙人だからといってむげに追い出したりする人間は
いないわ」
今にも出ようとするザナックを父親と母親が制す。確かに彼はまだ動くのが
きついらしくふらふらしている。

「でも人が楽しみにしていたケーキを食べたりしたら話は別だけど」
「まだ根に持ってんの」
母のぼやきにあさぎは呆れ顔になった。ザナックが倒れそうになるのをあさぎは支えた。

499 :「星空の・・・・・・」 :2005/01/10(月) 22:54 ID:???
「とにかくまだ安静にしてなきゃだめだって。風香、恵那。運ぶの手伝って」
「すまない。そうさせてもらう」
ザナックは結局綾瀬家の人々の意見に従う事にした。風香と恵那も手伝い、あさぎの部屋へと運ぶ。

「ジャンボさんがこの光景を見たら倒れそうだね」
「うん」
恵那と風香は小声でそんな事を話し合っていた。そしてそれはその通りになってしまう。
昼過ぎ頃にその話を聞きつけたお隣さんがやってきた。
緑色の髪を後ろで四つに止めた幼い少女と(前回登場した堀江紗奈と同じくらいと思われる)、
その保護者と思われる特にこれといった特徴のない青年、そして大柄な体格の男性の三人組である。
このうちの大柄な男は隣の家のものではなく青年の友人である。

「きたぞー!うちゅーじんどこだ〜」
元気のいい声をあげて少女が上がりこむ。少女の名前は小岩井よつば。以前に
歩や榊が落ち込んだ時にその持ち前の明るさで立ち直らせる事に貢献している。

「こ、この宇宙人め!あさぎさんから離れやがれ!!」
あさぎたちがザナックを支えてるのを見た大柄な男は飛びかかろうとした。
なお、風香や恵那は視界に入っていない。名を竹田隆、その2メートルを越す
身長からジャンボと呼ばれていたりもする。

「落ち着けって!そいつ悪い宇宙人じゃないって聞いただろ!」
慌ててもう一人の男が止める。よつばを拾って育てている小岩井である。
ジャンボが暴れた理由は彼があさぎに気があるからでもある。あさぎに手を
貸してもらっているザナックの存在が面白くないのだろう。

「へーこのにーちゃんが宇宙人なんだ。あんまり私達と見た目変わんないね」
この騒ぎの最中にさらにもう一人客人が現れた。恵那と同い年でボーイッシュな
外見をした少女早坂みうらという。以前にやはり恵那やよつばと共に榊を立ち直らせる
きっかけを作った一人である。
みうらはもっと怪獣みたいな姿をしているものと思ったらしく、人間とほとんど
変わらないザナックを見て少しがっかりしていた。

「あさぎお姉さまの彼氏が宇宙人というのは本当でして!?」
ジャンボの騒ぎがひと段落して少し後に、今度は5人の女性が虎子を伴って現れた。
声を発したのはワンレングスの髪に切れ長の瞳をした女性だった。
彼女は平井百合子でウルトラマンシェイドでもある。

500 :「星空の・・・・・・」 :2005/01/10(月) 22:56 ID:???
「金髪に捕まってしまった」
と、虎子は何だか疲れた表情をして言った。彼女以外にはみうらと同じ様に
ショートカットで5人の中では一番小柄な相田京子、縦ロールの髪にいかにも
お嬢様風の格好をした三千院静、金髪のストレートのセミロングで長身の赤羽咲月、
ポニーテールの少女青森七瀬である。

「あっ、先輩達、それに七瀬も」
彼女達は風香の高校の先輩後輩の間柄である。七瀬を除けば全員風香より
ひとつ年が上なのである。

「百合子ちゃん、全然違うわよ。誰から聞いたの?それにそのお姉さまってやめて」
突拍子のない事を言う百合子にあさぎはダラ汗をかいた。ザナックも目をパチクリさせている。
そして百合子はジャンボの方に目を細めて視線を移した。

「な、何だ!?俺がそんな事を言ったんじゃねーだろ!」
「言ってましたわ」
「私もそう聞いたわ」
「何だよでたらめ教えんなよな、ジャンボ」
「ちょっと保存しよう」
七瀬に携帯で写真をとられてザナックはびくりと体を動かした。

「だまれ、小童どもが!」
キレだすジャンボ。そんなジャンボを冷たい目で見るみうら。

「あんたは相変わらずだな」
「ところであさぎさん」
「あさぎでいいわよ」
珍しくザナックの方から話しかけてきた。

「あの子とあの子は男の子?女の子?」
京子とみうらを指差して言った。

「私は女だ(よ)!失礼だな(ね)!!」
同時に怒鳴る京子とみうら。カチーンと来たらしい。

「感じ悪いよな〜あいつ」
「本当よね、失礼しちゃうわ!!」
みうらと京子は意気投合している。ジャンボは大笑いしている。

「がははははは、やっぱみんなそう思うよな〜」
「笑いすぎですわよ」
釘をさす静。

501 :「星空の・・・・・・」 :2005/01/10(月) 22:59 ID:???
「みんないらっしゃい。今、飲み物出すから待ってて」
綾瀬家の母親がキッチンへと消えていった。

「あれでも一応、あの京子って子は防衛組織の隊長なんだよな」
頭をかきながら、とてもそうは見えないと思うとーちゃんだった。

「さつきはきょうもきんピカだな〜」
「そういうよつばもな。相変わらず緑色じゃねーか」
互いに髪の色をさしながら笑いあうよつばと咲月。二人共地毛である事が
珍しい色であるからか妙に親近感を持っていた。

「でもあいつもあかいぞ〜」
「ああそうだな。あたしらの仲間ってことだな」
「なかまなかま〜」
ザナックを指差し、よつばは嬉しそうにその場をぐるぐる回る。咲月は手拍子する。

「そんなに珍しいのか?」
「少なくとも地球にはいないからね」
ザナックは聞く時は必ずあさぎにしている。どうもあさぎ以外はまだ慣れていないようだ。

「ほぅ、あさぎはこの人と結婚するのか?」
「だから違うってお父さん!」
今頃になって反応する父親とそれを否定する娘。

「風香先輩のお父さんっていつもこんな感じなんですか?」
「まあ、そうかな」
七瀬の質問に風香は答えた。

「そういえば今日はあの眼鏡をかけた先生はいないんですか?」
恵那は舞の事をたずねた。一度遊びに来た事があるらしい。

「舞先生はああ見えて名医ですから忙しくてなかなかこれないのですわ」
と七瀬に変わって静は答えた。三姉妹の友人が一遍に来たものだから、
さながらパーティーでも開いてるかのような賑やかさだ。

「いつもこんな感じなのか?」
「うーん、いつもはこんなに来ないわね。よつばちゃんはいつも遊びに来るけど、
風香の先輩後輩は家に来るのは珍しいわね」
ザナックはこの賑やかな状況に圧倒されてしまっている。

502 :「星空の・・・・・・」 :2005/01/10(月) 23:00 ID:???
「みんなお待たせ。お菓子も持ってきたからゆっくり食べていって」
母親がみんなの分のジュースとお菓子を持ってきた。

「遠慮しなくていいわよ。遠慮してるとみんなに食べられちゃうから」
「ああ、ありがとう」
「特にお姉ちゃんがね」
「うん、あさぎお姉ちゃんには気をつけて」
「失礼ね、恵那も風香も。そこまで食い意地はってないわよ」
風香と恵那の頬をあさぎはつねった。ザナックはその様子を見て笑ってしまった。
そうしてあっという間に日は暮れてしまった。

だが、その日の夜ザナックが落ちた場所付近に紫色の流星が飛んできて、そして落下した。
やはりザナックと同じ様に中から人が出てきた。しかし以前と異なり中から
出てきたのは真っ青な髪をした女性だった。百合子やあさぎと同じくらいの髪の長さである。
直後に後ろで爆発が起こる。

「ザナック、どこへ行った?それにザビロンも」
あたりを見回しながら彼女は呟いた。そして歩き出す。しばらく行くと車の
スクラップ置き場へと出た。
その言動から彼女もまた惑星モタビアからやってきた宇宙人であるという事になる。

「おい、姉ちゃん!こんな所で何してるのかなぁ〜?」
そこには暴走族と思われる集団がたむろしていた。ガラの悪い男がいやらしい
目付きで彼女を見る。他の連中もニヤニヤしている。

「消えろ!お前らなんかに用はない!」
女性は冷たく言い放つ。途端に男達の表情が険しくなる。

「何だとコラ!!」
話しかけてきた奴が肩を掴む。女性はその男を殴り飛ばす。後ろにある車に激突する男。

「てめぇ、やりやがったなぁ!!」
仲間達が一斉に襲い掛かってくる。だが彼女はそれらを一瞬のうちに叩きのめしてしまう。

「時間の無駄だったな」
女は赤く目を光らせる。すると後ろに積まれていたスクラップの車が一気に爆発炎上した。

「ば、化け物だぁ〜」
男達は起き上がりバイクにまたがって逃げ出した。あたりはたちまち火の海になる。
女は逃げる連中を追わずに、しばらくそこにいたがやがて歩き出す。

503 :「星空の・・・・・・」 :2005/01/10(月) 23:02 ID:???
同じ頃、ザナックも何かの存在を感じた。

「どうしたの?ザナック」
「いや、なんでもない」
あさぎにはそう言ったものの、ザナックの胸の中には悪い予感がしてならなかった。
そんな彼を百合子は厳しい目で見ていた。彼女も何かを感じたらしい。

しかし、その日の夜はそれ以外に何も起こらずに終わった。遊びに来ていた人間も帰っていった。
次の日、ザナックはあさぎや虎子の乗る車で移動し、この街を案内されていた。
ザナックの怪我は大分よくなってあさぎの助けを必要とせずとも歩けるようになった。
たいした回復力だとあさぎは思った。

「きれいな街だ。我々の星とは全く違う」
「あなたの星は違うの?」
街の景色が一望できる場所に来てザナックは呟いた。あさぎが聞くとザナックは悲しそうに首を振る。

「私達の星モタビアは砂の星と呼ばれている。長きに渡る戦争ですっかり
荒れ果ててしまったのだ。そして私達が暮らしている所にはどこもかしこも
建物だらけで自然などない」
虎子は少し離れた場所でタバコを吸っている。あまり話に興味なさそうだ。
あさぎは黙って話を聞いている。

「昔はあったのかもしれない。でも今はもうそれも見かけない。確かに我々の星の
科学力は素晴らしい。そんな砂の星となった状態でも我々はこうして生き延びて
いるのだから。しかしそれと引き換えにたくさんの何かを失ってしまった。例えば心とか」
「ザナックを見る限りはそうは見えないけどね」
あさぎの言葉にザナックは笑った。

「そう言ってもらえるとなんだかうれしい。さてそろそろ戻ろうか。
あさぎの家族達の元へ」
ザナックから少し離れて歩くあさぎと虎子。

「はたから見てると恋人同士だな」
珍しく虎子が笑いながらあさぎをからかう。彼女のこういう反応は非常に珍しい。

「そんなんじゃないって。さっさと行こうよ」
その後にまたザナックが乗った流星(正確には宇宙船)が落ちている付近を
通った。

「止めてくれ!!」
ザナックに言われ、虎子は車を止めた。

504 :「星空の・・・・・・」 :2005/01/10(月) 23:04 ID:???
「どうしたの?」
「まさか・・・・・・ミルファ」
あさぎに答えたというより独り言のように呟いた感じだ。
そこには自分と同じ様な流星があった。

「もしかして、あなたと同じ星の人間が来ているの?」
「間違いない!あさぎの家族が心配だ!」
大急ぎで車を綾瀬家に戻る。しかし、綾瀬家や隣の面々に変わった様子はなかった。

「おかえり。どうしたのお姉ちゃん達?そんなに慌てて。何か百合子先輩も来たけど」
風香や恵那が心配そうに彼女達を見る。確かにそこには百合子の姿もある。

「良かった。まだ何も起こっていないようだ」
「もしかしてさっきニュースで言っていた事と何か関係があるのかな?」
恵那が話した事によると夕べに暴走族が襲撃を受け、さらに廃車置場にて
謎の爆発が起こったという。
さらに目撃者の証言から「現場付近に青い髪の女がいた」という事も判明した。
それによりザナックは「何てこった」と頭を抱えた。

「どういう事か話してくれないかしら?」
そこに百合子が今度はザナックに話しかけてきた。だが、そんな暇もなく
ドアが開けられた。
そこにいたのはまぎれもなく「青い髪の女」だった。

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