世の中のすべての萌えるを。

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 最新50 スレ内検索



スレッドが大きすぎます。残念ながらこれ以上は書き込めません。

【あずまんが】SS書きの控え室6

1 :◆5xcwYYpqtk :2005/02/03(木) 23:43 ID:???
 ストーリーの構成、キャラの造り方、言葉の使い方など、あずまんがのSSや
小ネタを作成する上で困ったことや、悩んでいること、工夫していること等を話し合う
スレです。
 また〜り楽しんでいただければ幸いです。
 ここで新作をUPすることも可です。

★主な注意事項
1. sage進行でお願いします。
2. 対象範囲は「あずまんが大王」及び、連載中の「よつばと」とします。
3. 他人の作品を善意であっても批評しないでください。(自分の悪いところを
教えてくださいというのは可です。)
※その他の注意事項は、>>2以降で記載します。

219 :27 ◆gZ3JFQh5g6 :2005/03/05(土) 22:09 ID:???
とりあえず投下します。

CHANGE GETTER ROBOT THE STORY
第2話〜狂気に満ちた転校生〜 (前編)

「・・・・では、亡くなった方たちに黙祷を捧げましょう」
戦闘により半壊した体育館では全校集会が行われていた。
生徒と教師達は校長の言葉に合わせ黙祷を始めた。
しばらくして集会は終わり生徒は教室に、そして教師は職員室へ移動した。
「・・・ここにも血が飛び散ってる」
教室に入った榊が言った。教室の中には天井にも乾いた血がこびり付いている。
「このクラスは無事でしたから・・・多分他のクラスの人でしょう・・・・」
「可哀相・・・・・・・」
「ちくしょう・・・・なんだったんだよあいつ等は・・・・!」
ちよちゃん、千尋、そして神楽が言った
昨日のバグズの襲撃は教師含め17人の負傷者、死者を出していた。
神楽がちよちゃんに尋ねる
「なぁちよちゃん、結局・・・なんだったんだろう・・・・昨日のは」
「・・・分かりません。でも普通じゃないのは明かです」
「それに・・・アイツは・・・・・」
「あの血で真っ赤になってた男の人ですか?なんかすっごく怖かったですね」
「あるいみあの怪物以上やったな」
「あぁ、あの怪物を素手でやっつけるし・・・・それにあのロボット・・・・」
「ゲッターロボって言ってたな」
とももその会話に混じって言葉を発する
「ゲ・・・ゲッターロボ!?・・・あれが・・・ですか・・・?」
「?あぁ、アイツが言ってた。」
「あの・・・あいつっていうのは、もしかして・・・・・」
「確か、流竜馬って言ってたな・・・それがどうかしたの?」
「やっぱり・・・恐竜帝国って覚えてますか?」
「きょ・・・恐竜?」
「帝国?」

220 :第2話〜狂気に満ちた転校生〜 (前編) :2005/03/05(土) 22:11 ID:???
ともと神楽は頭にクエスチョンマークを浮かべながら答える
「あー、覚えとる。たしか恐竜の生き残りやっけな?」
「そうです。彼らは地球の先住生物であることを宣言して、私達人間に戦争を挑んできました
しかし、既に彼らの復活を予期した人々は反撃の牙であるその「ゲッターロボ」を用意していました
そして彼らの兵器を次々に倒していきました」
「それで・・・どうなったの?」
「そしてついに彼らを、それまで潜伏していた地下マグマ層に追いやって戦争は終わりました」
「・・・そんなことがあったのか・・・知らなかったな」
「知らなすぎですよ。もう日本中大変だったんですよ?」
「で・・・なんでそのゲッターロボってのはあるんだ?戦争は終わったんだろ?もういらないじゃん」
ともがのんきに尋ねる 自称流石ボンクラー1である。
「・・・やっぱり知らないんですね。その恐竜帝国との戦争中にもう一つの勢力が参戦してきたんです確か・・ひゃ、百・・・」
「百鬼・・・帝国?」
「!そうです、さすが榊さんですね。百鬼帝国ですそして目的はやっぱり・・・・」
「・・・また世界征服か?」
よみも話に混ざってきた。
「確か・・・日本の各地は占領されちゃったんだよね。その・・・ゲッターロボがいなくて」
「なんで突然いなくなってしまったのかは分かりませんがそうです・・・そして各地で罪も無い沢山の人が殺されてしまったんです」
「ひでぇ・・・・」
「でも、百鬼帝国の支配が続いたのはほんの数時間程度だったようです。その後すぐにゲッターによって帝国は滅亡したそうですから」
「やっぱ悪が栄えたためしはない!これもこのともちゃんのおかげ」
「じゃねぇ!!」
間髪入れずによみが突っ込む。こいつ等も本当に息が合っている

221 :第2話〜狂気に満ちた転校生〜 (前編) :2005/03/05(土) 22:11 ID:???
場所は変わって職員室。
今は昨日の事件やらの児童への説明やらなんやらの会議が終わったばっかりだった。
「あ〜、疲れた。ったくなんで休みじゃないのよ・・・・・」
昨日の後始末や警察やらの事情聴取などですっかり疲れきって機嫌の悪いゆかり先生
そこに彼女の友人の黒澤先生ことにゃも先生が声をかけた。
「疲れてるのはこっちも一緒よそれに、去年は日本中こんなかんじだったらしいわ・・・」
「去年は去年!今は今よ!!あ〜ったく警察のおっさんどもったら私に同じ質問ばっかしてくんのよ。
全く腹立つわ・・・・ムキーッ!!!」
「押さえなさいよ・・・まったく子供みたいに・・・・」
「なんだとぉ〜!ハン、にゃもは私と違ってすぐ帰ったくせにィ!だから男がいつまでたっても」
「関係ないでしょ!!それに私は私で忙しかったんだから、だいたいあんたはねェ!!!」
一気に険悪なムードになる。別の意味で竜馬と隼人みたいだそこへ腕に包帯を巻き、眼鏡が半分欠けている木村がやってくる
「あ、木村先生。お怪我は大丈夫なんですか?」
「ご心配有難うございます。こんなものは怪我には入りませんよ。ただでさえ大変な状況なのに、こんな怪我くらいで
へこたれていては生徒に示しがつきませんからね」
やはり木村はその性癖を除いては教師の鑑である。
「あぁそれと谷崎先生、黒澤先生。教頭がさっき二人のクラスに転入生が入ると言っていました。
なんでも美浜君と同じ特級生らしいですよ。詳しくは教頭に聞いてください」
そういって木村は去っていった。本当にこのヒトは言い人だ、アレな発言さえなければ
「転入生・・・・こんなときに・・・・?」
「特級生・・・って言ってたわよね・・・・・?」
同じようなリアクションをとる二人
そういって木村は去っていった。本当にこのヒトは言い人だ、アレな発言さえなければ
「谷崎先生、黒澤先生。ちょっと・・・」
そうすると教頭の方から声を掛けてきた
「実は二人ほど転入生が入ってくることになりまして・・・谷崎先生のクラスの美浜君と同じ特級生なのですが・・・・・」
「あの・・・なにか問題でも・・・?」
「それが・・・この二人なんです」

222 :第2話〜狂気に満ちた転校生〜 (前編) :2005/03/05(土) 22:12 ID:???
そう言って教頭は4枚の写真を二人に手渡した。その写真には凶悪面の二人の男が写っている。
「・・・かなり怖い顔してるけど・・・・ってこ・・・この男は・・・・!!」
にゃもが写真に写っていた髪の長い男「神隼人」の顔を見て叫んだ
「ちょ・・・ちょっとなによ?あんたのタイプなの。そりゃ結構いい男だけど私のタイプじゃ」
「・・・あんた・・・この男がどんな男か知ってるの・・・・?」
引きつった表情でにゃもがゆかりに写真を手渡す。そして校長が言った
「・・・この男の名は神隼人。名前くらいは知っていますか?」
「え!?じ・・・神・・隼人・・・・!?そ・・・それって・・・」
ゆかりもその名前を聞いて震え上がる
「そうです。この男の年齢は17歳、小学校の頃から「数百年に一人の秀才」と言われ教育機関の注目の的となった男です
また、脅威的な身体能力の持ち主です・・・・しかし・・・この男は・・・・・・・・狂っている・・・
まさに狂気です。知っているでしょう、この男はリーダーとなって不正の続く自分の学校を大規模な学生運動で屈服させたのです
・・・テロまがいなことをして・・・この運動で大勢の負傷者を出したらしいのですが結局、校舎を半分明渡し解決
したらしいのですが・・・・それ以降も過激な運動は続き・・・ついには死者も出たようです。
この情報は先程入ってきたのですが、・・・・・このことで校長は寝込んでしまいました」
「そ・・・そんなヤツが・・・なんで特級生なんかに・・・?」
「・・・国からの直接命令です・・・しかし私は二人にもしものことがあったら・・私は・・・・」
「分かりました。引き受けましょう」
だがあっさりと答えるゆかり、それに反応して
「ちょ・・・ちょっとゆかり!こんなヤツを・・・あんたが?・・・・無理よ、やめなさい!!」
「ええそうよ。それが、教師の仕事でしょ。あ、それに、もう一人いるわよ」
「・・・あぁ、こちらの方は「流竜馬」、同じく17歳というだけでどこにもこの男の情報はありませんでした。
・・・・不思議な事に小学校や中学校といった教育課程の学歴もありません」
「・・・・ってことは学校に行ったコトすらない・・・ってことです・・・か?」
恐る恐るにゃもが尋ねる。

223 :第2話〜狂気に満ちた転校生〜 (前編) :2005/03/05(土) 22:13 ID:???
「・・・・そういうコトになりますね」
「流竜馬・・・なんか凄い名前ね、顔怖いけど」
そして隼人の凶悪な学歴と竜馬の奇妙な学歴を比較して感覚がマヒしたのかにゃもも
「・・・分かりました。私も教師です・・・・引きうけましょう」
「本当に・・・いいんですか」
にゃも・ゆかり「はい!」
二人はいつもは無い真剣な表情で答えた
「分かりました、ではよろしくお願いします・・・あ、あと生徒には神隼人の過去は伏せておいてください」
教頭が念を押す。
「では黒澤先生、神を頼みます」
その瞬間、にゃもは一瞬凍りついた
「(えっ?)あ・・・あの隼人は・・・神隼人は・・谷崎先生が担当するんじゃ・・・・・?」
「・・・・ちょっとこちらへ来てください。谷崎先生に彼が務まると思いますか?」
「い・・・いいえ・・・・・」
「本当に・・・・本当に申し訳ありません。なにかあったら私が・・・私が必ず・・・・・!」
教頭が声を振るわせて言う・・・涙も出ているようだ。
「あ・・・あの必ずって・・・・」
「では・・・よろしくお願いします・・・・黒澤先生よろしくお願いします」
「あ・・・・ちょ、ちょっと・・・・・・」
そう言って教頭は去っていった。呆然と立ち尽くすにゃもを半ばほったらかしにして。
半分魂の抜けたにゃもの肩にゆかりがそっと手を置いた
「ま・・・・まぁ、アレよアレ・・・・・イエーイ!!!」
そして親指をぴんと立ててポーズを作って励まそうとした。
しかし、その言葉は憐れ魂が抜けて真っ白くなったにゃもには全く届いていなかった・・・・・・

to be countinued

500 KB  
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver2.0 beta3 (03/08/25)