世の中のすべての萌えるを。

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スレッドが大きすぎます。残念ながらこれ以上は書き込めません。

【あずまんが】SS書きの控え室6

1 :◆5xcwYYpqtk :2005/02/03(木) 23:43 ID:???
 ストーリーの構成、キャラの造り方、言葉の使い方など、あずまんがのSSや
小ネタを作成する上で困ったことや、悩んでいること、工夫していること等を話し合う
スレです。
 また〜り楽しんでいただければ幸いです。
 ここで新作をUPすることも可です。

★主な注意事項
1. sage進行でお願いします。
2. 対象範囲は「あずまんが大王」及び、連載中の「よつばと」とします。
3. 他人の作品を善意であっても批評しないでください。(自分の悪いところを
教えてくださいというのは可です。)
※その他の注意事項は、>>2以降で記載します。

308 :CHANGE GETTER ROBOT THE STORY第6話〜蟲の再来〜(2) :2005/03/22(火) 23:01 ID:???
CHANGE GETTER ROBOT THE STORY
第6話〜蟲の再来〜(2)

-学校
「・・・ま、そんなとこに学生を招待するようなバカなヤツはいないだろうな」
「そうそう!そんなバカなことする科学者なんてどこの世界にも居ないって!!」
よみと神楽が笑い飛ばしながら言った

-ちょうどその頃、早乙女研究所、司令室
「へくしっ!!」
「博士、大丈夫ですか?」
「(ズルズル)あぁ、どうせまたあの馬鹿どもがワシへの陰口でもしとるんだろう・・・馬鹿どもの調子はどうだ?」
鼻を啜りながら早乙女のジジイが所員に尋ねた。

「[可変型プロトゲッター]、ゲットマシンからゲッター1への合体成功後、上空1000まで上昇」
「・・・たった今上空1200の地点でゲッター1から2に変形した模様です、とりあえず成功ですね」
「プロトゲッター2、そのまま高度1600まで上昇、マッハ4を計測。高度は尚も上昇中」
「あぁ、これで実戦でも変形が可能というコトが証明されたな」
それを聞き、早乙女はニヤリと笑った。

「しかし博士、やはりベアー号にパイロットが乗っていない為か合体に若干のズレがあります」
「・・・分かっとる、だがその心配はする必要は無い・・・明日、[生きの良いの]が大量に来るからな」
「いいんですか?民間人にこの研究所を・・・もしアレを見られたらどうするんですか?」
所員の一人が心配そうに早乙女に尋ねた。

「かまわん、それに奴はもう生きてはおらんだろう、生命反応も残留ゲッター線すら確認されんのだからな・・・」
早乙女は目の前のコンピューターに示されている浅間山の断面図を見て言った。
そこには浅間山の地下深くに当たる場所の所に−GETTERDRAGON LOST-の文字があった。

「よし、連中を引き上げさせろ、次は改修した旧ゲッターの合体テストだ」

309 :CHANGE GETTER ROBOT THE STORY第6話〜蟲の再来〜(2) :2005/03/22(火) 23:03 ID:???
-翌日、3組のバス内、早乙女研究所より5キロほど離れた地点

「えーーーーーーーーー!!!本当にそんなトコ行くの!?」
「あぁ・・・何をそんなに驚いてるんてんだ?」
「いや・・・だって、秘密基地みたいなのじゃないのか・・・・?」

神楽が竜馬に尋ねたが竜馬はアッサリと言った。

「いや、別にアレはむしろドーーーーーンと構えてるぞ」
「そ・・そうなの(ゲッターって一体・・・・)」
そのとき神楽がバスから見えた町の異変に気がついた。
「それにしてもさ・・・平日だってのに、人が一人も居ないな」
「そうですね・・・お昼時だから皆食事でもしてるんでしょうか?」

君と俺が行かなけりゃ〜♪

「ん?あぁ、また俺の無線か・・・・」
「だから携帯だろ!!」
とよみが突っ込んだが実際は「修羅爆雷」なるモノが埋めこまれた
「携帯電話型」のロケットランチャーである。
尚、流れている曲は水木アニキの「今がそのときだ」

「俺だ」
「んだ隼人か、なんだよ? ちよすけか?」
「・・・気をつけろ、奴らがいる・・・・今一匹倒した」

2組(隼人の)のバスは後方座席の窓ガラスが割れていた。
そして床には頭部を砕かれた蟲の屍骸が転がっている。
怯えるクラスメイトをよそに手についた血を窓のカーテンで拭いながらながら隼人は言った。

「なんだと・・・・・!?滝野!!どけっ!!!」
「え!?うぐ・・・」

310 :CHANGE GETTER ROBOT THE STORY第6話〜蟲の再来〜(2) :2005/03/22(火) 23:06 ID:???
急に竜馬がともの首根っこを掴み座席から引き摺り降ろした。
当然、隣の席のよみも巻き添えを食った。

そして次の瞬間ともがいた場所に窓を突き破りに何かの上半身が突っ込んできた。
それは、できれば2度と合いたくはなかった「バグズ」という人の姿を奪った蟲だった。

「ギイイイイイイイ!!」

蟲は気味の悪い雄叫びを上げた。
「食われた」のは体から突き出たおびただしい棘(骨格)のせいでズタズタになってしまっているが
警官の服を着ていたので町の警官だと分かる。
だが既にその顔は人間のものではなく眼は白目がなく額の部分に5つか6つの不気味な目があった。
さらに口と手はは蜘蛛のような感じになり腹部には蜘蛛の足が2、3本生えている。

「ギギギギギ・・・・」
「ギギギじゃねぇ!!!!」

竜馬は即座にバグズの額に蹴りを叩きこみバスから突き落とした。
蟲は道路の上をハデに転んでいったがしばらくすると立ち上がり8つの目でバスを睨みつけたが
そのとき蟲が開けた穴から竜馬が身を乗り出し、銃を構えていた。

「くたばれ!」

銃が火を吹き、その銃弾は蟲の頭部に直撃し蟲の上半身を弾き飛ばした。
「か〜〜、相変わらず痺れるな・・・・!!」
銃の反動も凄まじかったのか腕をジーンと振るわせて竜馬は言った。
・・・だがどこか嬉しそうだ。

「りょ、りょーま、ま・・・前」
「あ・・・ああ・・・」

引き摺り下ろされ床にへたり込んでいるよみとともが震えながらら前を指差した。
そこには夥しい数の蟲が道を埋め尽くさんばかりに溢れていた。
まるでバイオハザードのゾンビの如く。
だが竜馬はそれを見ても全く怯まず笑みを浮かべながら言った。

「上等だ・・・・!」





to be continued

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