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スレッドが大きすぎます。残念ながらこれ以上は書き込めません。

【あずまんが】SS書きの控え室6

1 :◆5xcwYYpqtk :2005/02/03(木) 23:43 ID:???
 ストーリーの構成、キャラの造り方、言葉の使い方など、あずまんがのSSや
小ネタを作成する上で困ったことや、悩んでいること、工夫していること等を話し合う
スレです。
 また〜り楽しんでいただければ幸いです。
 ここで新作をUPすることも可です。

★主な注意事項
1. sage進行でお願いします。
2. 対象範囲は「あずまんが大王」及び、連載中の「よつばと」とします。
3. 他人の作品を善意であっても批評しないでください。(自分の悪いところを
教えてくださいというのは可です。)
※その他の注意事項は、>>2以降で記載します。

391 :CHANGE GETTER ROBOT THE STORY第6話〜蟲の再来〜(4) :2005/04/03(日) 01:40 ID:???
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この作品はグロテスクな表現が含まれています!
閲覧は自己責任で!!!!!
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CHANGE GETTER ROBOT THE STORY
第6話〜蟲の再来〜(4)

-3組バス内



「上等だ蟲ケラども、待ってろよ今皆殺しにしてやるぜ」
「で、でも武器なんて・・・って聞けよ!!」

そう言われたとき竜馬は隼人同様、自分の鞄を漁っていた。
しかしそれは鞄というか薄汚いズタ袋だった。

「え〜とコレじゃねえ、あ〜コレは・・・何だっけ?」
「か、鞄の中くらいちゃんと整理しろよ!!」
「うるせえ滝野!!・・お・・・みーっけた♪」

暴言を吐きながら右手でズタ袋を漁る竜馬、そして「何か」を取り出した。

「ふふ〜ん♪」
ガシャコッ

「嘘!?」
「ガ・・・ガトリングってやつ・・・・?」
「でか・・・・」
「(どこに入ってたんだ・・・?」

392 :CHANGE GETTER ROBOT THE STORY第6話〜蟲の再来〜(4) :2005/04/03(日) 01:41 ID:???
それはガトリング砲だった。
しかも竜馬が取り出したのは普通のガトリングではなく
ちよちゃんの身長ほどもある巨大なガトリングだった。

「あ・・・あの、りょーまさん・・・・」
「あん?なんだちよすけ、顔色悪ィぞ?」
突然ちよちゃんが顔を真っ青にしながら運転席の方を指差し、小刻みに震えながら言った。
「・・・運転手さんが・・・・気絶しちゃったんですけど・・・」
「え・・・・」

その場にいた者は(竜馬も含め)一瞬にして凍りついた。
見てみると運転手はダラーンと首を曲げ両手もハンドルから離れている。
だがかろうじてアクセルだけは掛かっている。
どうやらこの色々な有り得ない光景を見すぎて気絶してしまったようだ。

「おいコラ!!てめぇ何やってやがる!!起きやがれこの野郎!!!」
気絶した運転手の胸倉を掴み上下に揺する竜馬。だが起きる気配は全く無い。
「くそ・・俺は無免許だから運転できねぇぞ!!」
「いや・・・そういう問題じゃ・・・・」
そしてそのとき意を決したように一人の女性が立ち上がった。
「しょーがないわねー・・・りょーま、悪いけどこのおっさんどけて」
「ゆ・・・ゆかり先生・・・?」
「ま・・・まさか・・・・・」
よみと神楽が恐る恐る尋ねるように言った。

「そうよこーなったら私が運転するわ」
「ふう・・・・・・・・・・・(死)」
それを聞いたちよちゃんは文字通り「真っ白」になり床に倒れそうになった(榊が受け止めた)
「ち、ちよちゃん!・・あ、あの先生他に方法・・・は無いんですか?」
「そ・・そうや、りょーま君はパイロットやから運転はりょーま君に・・・・」
「そうだよ!!あんなロボット乗れるんだから免許無くったって運転もきっとゆかりちゃんより」
「なんだと智ー!?私の運転が下手くそだってのかーーーー!?」
「ひょうひゅうひゃへひゃ(そういうわけじゃ)」
智の両の頬っぺを引っ張りながら何故か半分切れ気味になっているゆかりは言った。

393 :CHANGE GETTER ROBOT THE STORY第6話〜蟲の再来〜(4) :2005/04/03(日) 01:43 ID:???
「それに大阪、俺が運転したら誰が攻撃すんだ?」
「うっ・・・・・・・・」
それを言われたゆかり車を知る者達は覚悟を決めて席つくしかなかった。

「よっこらせっと・・・先生、本当にいいのか?」
「他に誰がやるってのよ、やばくなったら助けてよね・・・あんた武器無くても強いんだから」
強がって言ったものの、ゆかりも蟲の群れを前にして怯えているのか、体が震えていた。
「わーってるよ・・・まぁとにかく前向いて運転してくれ」
先ほどの蟲が開けた穴から身を乗り出し、竜馬はガトリングを群れに向かって構えた。

「あ、あと・・安全運転・・・・して・・欲しい・・です・・・・」
絶え絶えになりながら真っ白のちよちゃんは呟いた。
「くそ〜〜こうなったら・・・行けーゆかりちゃん!!!」
「うう〜、りょーま!!あんな奴ら片っ端から吹っ飛ばせ!!」
エールとも泣き言ともいえる言葉を半ばやけくそになって送るともと神楽。
しかしボンクラーズ唯一のゆかり車の被害者である
大阪は青白い顔をして席にしがみ付いていた。

「とばすわよ皆ァしかっり掴まって!!!」
「くらえ蟲ケラどもぉ!!!!」
ゆかりがアクセルを全開にするのと同時に竜馬は銃の引き金を引いた。


バン バン バン バン

「ギアアアアアアアアアアア!!!!」
「くそ、奴め・・硬化してやがる!!」
最後の一匹の頭部に隼人は銃に残されたありったけの銃弾をぶち込んだ。
だが蟲は既に硬化を初め、一番脆く弱点でもある頭部ですら弾丸を弾き返すほどになっている。

そして蟲は隼人が弾丸を撃ち尽くしたことを悟ったかのようにバスに向かって飛びかかってきた。
「ち・・・喰らえ!!」
隼人は弾丸が空になった銃のグリップで蟲の顔面を思い切り殴りつけた。
当たったとき、グチャア・・・と嫌な音がした。

「グ・・・ギ?」
だがさすがにこれは効いたらしく蟲は割れた額から体液を飛ばしよろめいた。
そして隼人はしめたとばかりに蟲の軸足に蹴りを叩き込み蟲を転ばせ、その首根っこを押さえつけると
銃で蟲の顔面を殴打しはじめた。
「ヒャハハハハハハハハハ!!!!!!!」
「ギ・・・ギギ・・・・」
その時の隼人の表情は完全に逝っており一心不乱に蟲の顔面を殴っていた。

394 :CHANGE GETTER ROBOT THE STORY第6話〜蟲の再来〜(4) :2005/04/03(日) 01:44 ID:???
「ギィアアアア!!!」
「ぐ!!・・な・・何!?」
だが突如、蟲の腕が伸び逆に隼人の首を掴み返し、隼人を投げ飛ばした。
隼人は天井と床に叩きつけられた。
「う・・ぐ・・くそ・・・」
なんとか立ち上がろうとする隼人だったが思ったよりもダメージが大きく
すぐに立ち上がることができなかった。
「ギギャ!!!」
「!?」
だが突如、トドメを刺そうと歩み寄る蟲の上半身に数百発の弾丸が撃ち込まれた。
銃弾は硬化した蟲の装甲すら貫き蟲の上半身を瞬時に穴だらけにした。
力尽き、受け崩れ落ちる蟲の後ろには震えながら銃を構えるみなもの姿があった。
「じ・・神君、け、怪我は・・・無い?」
窓から前を眺めながら隼人は言った。
「あ、あぁ・・・(こんなに威力があったのか・・・さて、前はどうかな・・・)」

ドルルルルルルルルル

「ギギギャアア!!!」
「どうだ蟲ケラども!!」
「うっ・・木っ端微塵ね・・・・」
ゆかりがその光景を見て声を漏らした。
竜馬の手にしたガトリング砲の弾はは敵に当たると小さな爆発を起こす仕組みになっていた。
だがその威力は絶大で前方の群れを片っ端から次々と砕いていった。
そして見る見るうちに蟲の群れは数は減り、最後の一匹は硬化を始めており、何発かは耐えたが
弾を弾き返した事にカチンときた竜馬が弾丸の一斉射撃を浴びせ、
それを受けた蟲は炎に包まれ、悲鳴を上げながら谷底に転落していった。
「ザマーミロ!!!」
「はー・・・疲れた」
緊張が解け首をダラーンと垂らし、スピードをバスの落とし始めたゆかりが呟いた。
「た・・助かったのか?」
「あぁ、前の蟲は全部吹っ飛ばした」
「にしてもスゲー銃だな、無茶苦茶でかいし」
「・・・ていうかあんな小さい袋にこんなのが入るのか?」
「四次元○ケ○トみたいや〜〜」

395 :CHANGE GETTER ROBOT THE STORY第6話〜蟲の再来〜(4) :2005/04/03(日) 01:47 ID:???
皆も緊張が解け、安堵の表情を浮かべた。

「あっちも片付いたようだな」
「じゃ・・じゃあ、ゆか・・谷崎先生やちよちゃん達は無事なの!?」
「あぁ(・・・なんか美浜が真っ白になってるぞ?)・・・
 おい運転手、他のバスにさっさと着いて来いと伝えろ目的地はもうすぐだ・・・」
「そ・・・それが・・・」
「ん?何かあったのか?」
近くに詰め寄る隼人に運転手は口を篭らせて言った。
「それが・・1号車だけ・・返答が無いんだ・・・」
「なんだと・・・まさか・・・・」
このとき1号車は一番前で竜馬がガトリングを使って
蟲を蹴散らしていた3号車の後ろを走っていた。

「しまった罠だ!!!」
そのことに気付いた隼人が叫ぶのと同時に
1号車のバスを内側から突き破り中から巨大な蟲の半身が姿を現した。
「きゃあああああああ!!!」
「い・・1号車が・・・・」
「ち・・・畜生!!誰か喰われたか!!!」
「(喰われた・・・・って?)」
蟲は蟻を巨大化させたような感じで細長くやや丸い顔に
口には不気味な巨大な牙(顎)が無数に生えていた。
「ギアアアアアアアアアア!!!!!」
そして蟲はその気味の悪い口でバスに迫ってきた。
竜馬は銃を構え戦おうとしていたが、もう誰もが駄目だと思った。
だがそのとき、前方からバスの上を飛んで来てた何かが蟲の口に突き刺さり、
そのまま体を貫いた。
「い・・今の・・・・何だったの?」
「もしかして・・・助かったの・・・?・・・うわあっ!!」
後ろを見ていたゆかりが前を見ると前方に巨大な人の形をしたロボットが立っていた
そのロボットは左手は身長と同程度ほどもある鈍い銀色の光を放つ巨大なドリルになっていた
「も、もしかして・・あれが・・・・」
「隼人さんの言ってた・・・・」
「ゲッター2!!!」

これががジャガー号のパイロット、神隼人の駆る
地中・地上での音速戦を得意とする、ゲッターロボ第2の形態であるゲッター2だった。

to be continued

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