世の中のすべての萌えるを。

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【あずまんが】SS書きの控え室6

78 :序章〜発端〜(2) :2005/02/12(土) 21:10 ID:???
CHANGE GETTER ROBOT THE STORY
序章〜発端〜(2)

ガシャーンッ
バリ・・・ジャリ・・・・

突如教室の窓ガラスが割れ、床に叩き付けられる音が響き、一瞬教室は静まりかえる。
「なんだっ? 事件か!?」
さっきまで大阪と共に眠りこけていた滝野智がホラー映画のゾンビの如く体を起こす。
「わっ! びっくり!!」
そばにいたちよちゃんはガラスの割れる音で身を竦めた直後の緊張が解けた頃だったのでかなり驚いている。
「玄関の方みたいだな」
暦はいつもうるさい智と小学校の頃から一緒だったので意外と落ち着いている。
もっとも、彼女の場合は智がガラスを割ったときなどに一緒にいたことも多いのかもしれないが。
「よっしゃ!! ここはともちゃん刑事(デカ)が指揮を取ろう!! 神楽巡査!!ついてきたまえ!!」
「おう!!・・・じゃなくて了解(ラジャー)!刑事!!」
いつのまにか神楽も起きている。彼女達は全速力でその事件現場へと向かうのであった。
このとき彼女達は
(どうせまた不良が悪さしたんだろう)(それともどっかの悪ガキか?)(それとも体育中の事故?にゃもちゃん大変だなぁ)
のような事を考えている筈である。
そう・・・・「普通」の事ならば・・・・・。

最初に「現場」についたのは智だった。足の速さは言うまでもなく神楽だったが教室をでたのが智のほうが早かったのと
「巡査は刑事の下」ということを巡査役の神楽は分かっているらしく、智のほうが早かった。
そして見てみるとガラスが割れている付近に「男」が一人立っている。
こっちに背を向けていて顔は分からないがとにかく「男」である。
身長は174cmの榊と比べ少し大きいぐらい。「健康な成人男性の平均身長」と言った感じである。
だが・・・たった一つ、とても妙なことがある。
それは・・・・ガラスの周りが血にまみれ「人間」の体の一部であっただろう肉片が転がっているところだった・・・・・。


to be counted

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