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[他作品]クロスオーバー・あずまんがSSスレッド-参[混合]

238 ::第4話  「焦燥」ーCパート― :2009/03/03(火) 23:07 ID:???
「そいつは置土産だ。モノケロス、存分に相手をしてやれ」
ブラッド・クライアの声が最後に響き、円盤はミサイルを無差別に発射する。
それはゼレル達をも巻き込んだ。

「だっ!」
とっさにセイバーは全員を守るためにバリヤーを展開する。
恵那達の周囲に円形状のバリヤーが出現し、彼女達を守るように包み込む。

「あ、危なかった。ありがとうセイバー」
助けてもらったお礼を言う恵那。

「くっ、本当に見境ないわね。とにかくここは退くわよエメノザ!」
「分かってるわよ。でもこいつを呼んでからよ。来なさいデシモニア!」
エメノザが何か機械を取り出して、ボタンを押すと、もう一機の円盤が姿を現した。
臓器がむき出しなったオブジェに見えるそれはぐんぐんと高度を下げる。
頭頂部が刃物のように尖っており、全身が悪意の塊だった。

「うわ、何だあれ気持ち悪い」
デシモニアの造形に吐き気を催すみうら。それ程までにこの円盤のデザインは醜悪だった。
恵那も言葉こそ発しないものの不快感に顔を歪めていた。

「標的はウルトラマンセイバー、並びに地球人達よ。
余裕があればあのモノケロスも相手してあげなさい。じゃあね皆さん。せいぜい楽しんでってね」
「ワカリマシタエメノザサマ」
エメノザとゼレルもまたデシモニアとは別に飛来した宇宙船へと吸い上げられていった。
聞くものに強烈な不快感を与える高音でデシモニアは返事をする。

そして、デシモニアとモノケロスが光線の撃ち合いを始めた。お互いに敵と認識したのだろう。
さらにはそれとは別にセイバー達に照準をロックしていた。

「だあっ!」
このままの状態で戦うのは不利と判断したのか、セイバーは腕をクロスさせた後に巨大化する。
モノケロスもデシモニアもそれを見てまずはセイバーを倒すべきと判断したのか、
左右から挟み撃ちしてきた。
セイバーに狙いを定めたモノケロスからミサイルが発射される。
さらにデシモニアからはその体を構成しているオブジェの小型版とも
言えるものが大量に発射された。

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