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[他作品]クロスオーバー・あずまんがSSスレッド-参[混合]

240 :第4話  「焦燥」ーCパート― :2009/03/03(火) 23:13 ID:???
「はぁっ!」
その時、モノケロスによって劣勢に立たされていたセイバーが、前転しつつも攻
撃を回避しながらこちらへやってきた。
そして、体勢を整えると同時に、手からセイバーショットと
呼ばれる楔型の光弾を発射して、小型デシモニアを次々と落としていった。
発射された光弾もすべてセイバーの手刀で叩き落されていった。

「セイバー、助かったわ」
恵那を含めてHOLYのメンバーは安心からかその場に膝をつく。

「であっ!」
セイバーはデシモニアとモノケロスに向き直るとファイティングポーズをとった。
モノケロスは先ほどセイバーにダメージを与えた先端部分で攻撃を仕掛けてきた。
だが、セイバーは今度はどっしりと腰を落とし、その一撃を両手で受け止めた。
モノケロスはなおも勢いを止めずにセイバーを吹き飛ばそうとするが、セイバーも両足を使ってグッとこらえる。
そこにデシモニアがセイバーに追い打ちをかけようと近づいてきた。

「だああああ!!」
セイバーはそれを見て、力一杯モノケロスをデシモニアの方に投げ飛ばした。
ガシャアアアアンという轟音と共に二つの飛行物体はぶつかった。
とりわけモノケロスの方がダメージが大きかったのか、どんどんと降下していく。
しかし、それでも砲撃による攻撃の手を緩めようとしない。

「いりゃあああ!」
そんなモノケロスに腕を十字に組んで放つ紫色の必殺光線ライトニングストリームだ!
それは見事に命中し、モノケロスの船体をぶち抜いた。
そしてその船体は地上に墜落して爆発する前に空中で木端微塵となるのだった。

「やった!後はデシモニアだけだ!」
みうらがガッツポーズをとる。みるちーとゆかも微笑んだ。
セイバーは続けてデシモニアにもライトニングストリームを放つが、
デシモニアは自分の体の周囲に装甲板を発生させて光線を防いでしまった。

「バリヤーですって!?」
「セイバー、負けるな!」
敵がバリヤーを使ってきた事に驚くするゆかと、セイバーにエールを送る
ゆかと対照的な反応だった。

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