世の中のすべての萌えるを。

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グロまんが大王

1 :名無しさんちゃうねん :2004/04/12(月) 00:48 ID:???
あずまんが大王の殺人・猟奇・グロ全般はこちらへどうぞ

お約束:
・絶対上げない!メール欄のsage確認は投稿直前直後必ずする
・作者さんを叩かない
・他のスレや板、住人さんに迷惑をかけない
・ここはグロ専門スレです。見ちゃっても泣かない文句を言わない
・あずまんがを愛する心はみんな一緒

291 :風児 ◆iQwkicAw :2005/11/19(土) 22:57 ID:???
ぬぉっ!すみません実は>>287のカキコしてから
PCの不具合でネットに繋がらない状態になってたんです・・・。
先日直った次第で・・・。
まだ書いてないんですが・・・わかりました。
ゆかりちゃん受けで・・・いってみます。

292 :風児 ◆iQwkicAw :2005/11/21(月) 02:12 ID:???
投下しますね。お気に召すかどうかは分かりませんが・・・。

長髪の手がゆかりの秘所へと伸びた。手に握られているのは手術用のメスである。
「そうそう、この人見えないけど医学部なんだって。」
「一言余計だ。」
智の呑気な説明、長髪とのやりとりなどもはやゆかりには聞こえていなかった。
「おぉらよっとぉっ!」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
秘所に走る激痛。秘所の内肉をメスがえぐりとっていく。鮮血がブシュブシュという
音と共に噴出す。すでに男達の目的は強姦ではなかった。数知れない程に犯して
きた女、大阪、そして智を介し、男達の性情はもはや人間の「性欲」の向こう側にある
「狂欲」に達していた。今の男達の射精に必要な「要素」は、挿入によって
もたらされる快楽ではなく、女という生き物を痛めつける事によってもたらされる、
強烈で残忍なサディスティックな行為だった。
「ぎゃはははははははははっ!」
男達の爆笑。中には、ゆかりの悲鳴を聞きながら陰茎をしごき始める者までいた。
智はといえばただ立ち尽くしているだけだった。その表情に何を浮かべていたのか、
ゆかりには朦朧とする意識と目を覆いつくす血涙の為に見える事は無かった。
男達の行為はもはや「尋常」の数倍による「異常」ではない。「異常」の数倍である。
ゆかりは秘所に繰り返される狂行によってもたらされる激痛のせいで、何度なく意識を
失った。しかしその度に男たちから頭に熱湯をかけられ、否でも意識を取り戻して
しまう為、気絶させてはくれなかった。
気を失ってしまえば。いや、いっそ死んでしまえば。あるいは狂ってしまえばどれ程
楽になれるか。そんな思いばかりがゆかりの脳内によぎり続けた。
「殺・・・して・・・。」
ゆかりの選んだ選択肢はそれだった。喉から声を出せた事が、ゆかり自身も
不思議だった。死を望む哀しい懇願。男に届くはずが無いと分かっていても、
それは人間の本能のなせる業であった為に、噤むことはできなかった。そして―
「殺し・・・おげっ!」
長髪の拳がゆかりの鼻先に炸裂し、鼻の血管が切れ、鼻血が噴出する。
「煩えな。このメス豚が。豚が人間様にお願い事すんのか?あぁ?テメェセンコーやってんだろ?そんぐれぇ理解できるだろぉがよォォォォっっ!」
「おげごっ・・・ぐべぼっ・・・やへ・・・やめへ・・・ぶげっ・・・。」
秘所の激痛に加え、顔面への撲撃。意識を失えば、頭に熱湯をかけられる。
逃げ場の無い生き地獄。その最中にあっても哀しいことに、ゆかりは狂うことが
出来なかった。

293 :風児 ◆iQwkicAw :2005/11/21(月) 02:13 ID:???
「やれやれ・・・。こっち(秘所)はもう使い物になんねぇなぁ・・・。」
「この女でけー胸してんじゃん。やるならこっちだろ・・・。」
「へへ・・・そりゃいいな。」
「ぐへへへへ・・・。」
長髪の取り出した物。それは手術用の縫合針だった。長髪はそれを手に取り、
また他の男達も、そして智もそれに続いた。男達が何を行おうとしているのか。
ゆかりは認識した。いや、してしまった。男達曰くの「使い物にならなくなった」
秘所も、皮肉な事にその生理現象を成し遂げていた。ゆかりはこれから行われんと
する狂行を想像し、恐怖に震え、失禁していた。だが男達は、失禁するゆかりをみて、
さらにその異常な加虐心を震わせ、下卑た笑みを浮かべていた。―長髪がゆかりの
乳房へと手を伸ばした。
「あ・・・あぁっ・・・ああああああああああっ!」
ゆかりの震えが最高潮に達した。がくがくと全身を震わせ、首を振る。
「へっへっへっへ・・・。」
つぷっ・・・
―鋭い痛みが電撃の様に走った。生々しく、じわりと広がる激痛。
「!!!!!・・・ああああああああっっ!痛いっ!痛いぃぃぃっ!いだぃぃっ!」
「ひゃははっ!痛いだぁ?分かってるよんな事。だからやってんだろがっ!
ぎゃはははははっっ!」
「次俺なー。さぁー・・・いくよゆかりちゃーん。」
「ぎゃははははっ!」
「ぎぃぃぃゃあああああああぁぁぁっ!」
乳房から血が滴り落ちる。秘所をえぐられる痛みに比べれば、大したことはない。
だがそれは逆に、ゆかりの意識を、顔面を殴られることによって半ば麻痺していた
痛覚を呼び戻すことになった。秘所の痛み、熱湯による火傷の痛み、顔面を殴られた事
による打撲の痛み、全てが舞い戻ってしまった。再び襲ってきた、生き地獄。
ゆかりは全身を痙攣させながら悶え苦しみ、蛙のような悲鳴を上げ、泣き叫んでいた。
・・・果たしてそれは長髪の計算の範囲だったのか、それとも偶然のなせる業だったのか・・・。

294 :風児 ◆iQwkicAw :2005/11/21(月) 02:14 ID:???
「おい、智。お前もやれや。」
長髪をはじめ、男達が一回りゆかりの乳房に裁縫針を刺し終えたところで、
長髪が智に促した。
「―・・・。」
智は黙していた。そして何故か自分でもその理由が理解できなかった。
自分はゆかりを売った。自分自身の為に、ゆかりを売った。
それは人間として当然の事で・・・人は誰しも我が身が可愛いものなのだ。
自分の為に他者を食い潰す事は、必ずしも罪であるとは限らない。
ゆかりを売らなければ、悔しくても、どんなに恥知らずで罪深い事であっても、男達を、
たとえそれが自分を不幸にした男達であっても、その男達を頼らなければ、死ぬのは
自分だけだ。男達に犯されたという事実だけが残り、ただみじめに死ぬだけだった。
だから、自分は男達に従属した。今までだって、高校時代だってそうして自分の立場を
守ってきたのだから。智は、幼馴染と、一緒に行動していた友人達と、常に一緒にいるようにしていた。頭の悪い自分は、誰かと一緒にいる事で持ち味が出せるのだという事を
本能的に理解していた。自分の生きる術。それは従属する事。哀しい事だが、
智は馬鹿なりにそれを理解していたのである。
・・・従属する為にはゆかりを売らなければならなかった。あの時は、それが最善の
道だと思った。結果として自分は今こうして生きている。決して悪い判断では
なかったのだろう。
―だが・・・智は、大阪の事を考えた。男達に犯され、絶望し、そして・・・
孤独にただ独りで自殺した友人。誰も巻き込まなかった。いや、結果として智は
巻き込まれてしまったが、それはあくまでも偶発的なものであって、大阪のせいでは
無かった。だが・・・自分はどうか。生きるためのエゴイズム。その為にゆかりを故意に
巻き込んでしまった。生きる為に他者を食い潰す事は罪ではない。それは間違いない。
だが、「罪ではないが故の罪」、言いかえれば「気付けない罪」というものに、今、智は苦しめられていた。
―どうして自分は「『気付けない罪』を背負って生きよう」なんて思ったんだろう。それは
「みじめに死ぬ」よりもずっと・・・ずっとつらい事だ・・・。大阪はきっとそれを
理解していて・・・。だから何も言わずに死んだんだ。何で私は・・・そんな事に
気付かなかったんだ―
智の中で、何かが芽生えた。
―私の出来る事は―

295 :風児 ◆iQwkicAw :2005/11/21(月) 02:15 ID:???
「おい、智!聞こえねぇのか?」
一向に事を起こそうとしない智に、長髪は怒号を浴びせた。智はうつむいた姿勢で、
たたずんでいた。
「おいおい智ちゃん。今更何ためらってんだよ?」
「もうお前も共犯なんだぜ?アソコ治してぇんだろ?」
何も知らない男たちが口々に野次を飛ばしていたが、智には聞こえていなかった。
「お〜い。」
男の一人が智の顔を覗き込んだ―その瞬間だった。
「うぎゃあぁぁっ!痛ぇ、痛ぇよぉぉぉっ!」
智の手に握られた裁縫針が、男の眼球に突き刺さっていた。
「なっ!?」
「何してんだよ、智・・・!?」
「っっあああああぁぁぁっっっっ!!」
交錯する男達の怒号よりも早く、智は長髪の男の鞄を奪い取り、メスを取り出していた。
「あんた達に・・・あんた達なんかにィィっっっ!」
「なん・・・だぁ!?この女いかれてやがるっ!」
「あぁぁぁぁぁぁっ!」
智が手にメスを握ったまま近くにいた男に突進した。そしてそのメスは深々と
男の腹に突き刺さり、内臓にまで到達していた。
「ぎゃぁっ!」
「ひっ・・・ぐぇっ・・・!」
何が智に味方をしたのか。極限状態に追い込まれた人間の潜在的な力か。
智は狂った様にメスを投げつけ、時には刺し、男達に致命傷を与えていた。
「調子にのるんじゃねぇ!」
男の一人が落ちていたメスを拾い上げ、智に襲い掛かった。智は、自分の右肩に
メスが刺さった事を認識した。だが・・・痛みは無かった。逆に、背後の男の心臓に
メスを深く突き立て、返り討ちにした。男は苦悶と共に倒れこみ、そのまま絶命した。
「あんただけはっ・・・。」
「ひっ・・・。」
智は猛烈な怒気をたぎらせ、長髪の男を見やった。
長髪の男にとって、こんな事は初めてだった。今までにも、レイプして従属させた女は
何人かいた。使えるだけ使って、後は捨てるだけ。恨まれない様に、大金を渡したり、
あるいは話術を使ってうまく別れたりと、自分に損が無いように、完璧に振舞ってきた。
そして長髪の男にとって、智も今まであしらって利用してきた女と何の違いも無いはず
だった。利用するだけ利用して、捨ててやるつもりでいた。
だが、これから利用しようとする女に殺されそうになっている。有り得ない事だった。

296 :風児 ◆iQwkicAw :2005/11/21(月) 02:15 ID:???
「お、おい・・・ちょ・・・止めろって智。今止めれば何も見なかった事にしてやるから・・・
お、お前のそのアソコだって治してやるし・・・い、いやもっと金だって払うから・・・!」
命乞いをする長髪。滑稽だった。腰を抜かしていた。自分の行ってきた事など蚊帳の外に、
かつてレイプした女に懇願していた。だが、智には何も届いてはいなかった。長髪ににじりよる智。躊躇う事無く、ゆっくりとメスを男の腹部に突き刺した。
「ひっ・・・ぎゃぁぁぁぁぁっ!痛ぇ、痛よぉぉぉぉぉっ!」
「痛い・・・?あんたはっ・・・!この・・・外道っ!」
智の目には涙が浮かんでいた。自分はこんな下衆に従属しようとしていた。
大阪が・・・こいつのせいで。私は・・・こいつのせいで・・・。馬鹿な私は先生も
巻き込んで・・・。全ての恨みが、眼前の男に向けられていた。メスを回転させ、腹部
の肉を抉り取りながら、吐き出しきれない恨みを、男に叩きつけた。返り血も、男の苦悶
の声も気にはならなかった。
「地獄へ落ちろぉぉぉぉぉぉっ!」
「ぐぎぃぃぃぃゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!」
渾身の力を込め、長髪にメスを差し入れた。長髪は蛙のような声を上げ、鮮血を噴出しながら絶命した。智はそれを見届けた後、血塗られたメスを放り投げ、膝をついた。
「・・・ゆかりちゃん・・・。ごめん・・・ごめんねぇっ・・・。」
涙が洪水の様に溢れ出ていた。拭いきれないほどの涙。溢れ続ける智の涙は男の血と
共に、床を濡らした。後に残るのはただ静寂だけだった。

297 :風児 ◆iQwkicAw :2005/11/21(月) 02:16 ID:???
「おーい。智〜。」
「あ、ゆかりちゃん。それに皆っ・・・!
・・・はっは〜!智ちゃん刑務所から無事生還いたしました〜!」
「洒落になってないんだよ!この馬鹿!」
「何だよ〜よみは相変わらず煩い女だなぁ〜。実年齢より老けてみえるぞ〜。
まだ私ら20代なんだぞ〜。」
「10年か・・・長かったな。」
「うん・・・。本当に・・・。」
「そぉ?神楽も榊ちゃんもそんな辛気臭い顔しちゃダメだよ〜。人生80年!
その内の8分の1ぐらい大した事無いってぇ。あはははははっ。」
「智・・・ちゃん・・・本当にっ・・・智ちゃん・・・良かった・・・。
智ちゃんは・・・智ちゃんなんですよねっ・・・っぅ・・・。」
「な、なんだよちよすけ〜。いきなり泣くなよ〜。再会はもっと喜ぶべきものだろ〜。
・・・って・・・あれっ!?皆泣いちゃってるし!お〜い!泣くなって〜!」
(・・・智。)
(ん・・・分かってるよゆかりちゃん・・・。)
「じゃあみんなこの智ちゃんの釈放を祝ってどこか遊びに行くか!」
「智ちゃんなら・・・そう言うと思って・・・久しぶりにマジカルランド
なんてどうでしょう?」
「おぉ!卒業旅行以来だな!」
「いいね。」
「うん、行こう!」
「そうだな・・・。」
(―智・・・。あんたは十字架を背負って生きなきゃならないんだよ・・・。それでも・・・
あんたは笑ってる。あんたは強いよ。本当に。)
(私がゆかりちゃんにした事は許されないって事も・・・人を殺したって事も全部
変えられない、拭いきれない罪。だけど全部受け止めてやる・・・。私は生きる・・・
大阪の分まで。十字架を背負って生きる事が・・・私の精一杯の償いだと思うから・・・。)

「それじゃ、行こうか。」

298 :風児 ◆iQwkicAw :2005/11/21(月) 02:22 ID:???
・・・何やら宗教的な話になってしまいました。orz
待たせた分猛烈な勢いで作ったので・・・あまり推敲もできぬまま
投下してしまいましたが・・・。

>>38氏が救いのあるグロ・・・と仰ってますが
今回それです。何か智ちゃんが英雄になっちゃった・・・。
まぁ、こういうのもアリ・・・と捉えて下されば幸いです。

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